【山 名】斜里岳1535.8m 羅臼岳1661m (北海道)
【日 程】平成30年6月30日(土)~7月7日(土)
【同 行】若・中
【ルート】
6月30日(晴) 前橋4:00==5:00佐野==11:30青森 三内丸山遺跡===青森港14:35==津軽海峡フェリー===18:25===19:30東大沼キャンプ場(津軽海峡フェリーは普通車1台 何人乗っても14800円)
7月1日(雨)キャンプ場4:30===9:00二風谷===12:00日高道の駅===15:00足寄道の駅===18:10清岳荘(素泊2050円)
7月2日(晴)清岳荘4:40---旧道---7:40斜里岳山頂8:40----新道---龍神池---10:15能見峠---10:50二股---11:40清岳荘===越川温泉200円===16:30木下小屋(素泊 2500円)
7月3日(雨/曇)木下小屋9:30==知床峠==11:30羅臼ビジターセンター==11:50まるみ食道===14:00相泊温泉(無料)===16:00開陽台===17:00神の子池==木下小屋
7月4日(雨)木下小屋5:00===6:30弥三吉水===9:15羅臼山頂9:35===12:20木下小屋===野付半島===19:00厚岸 民宿喜多岬(1拍2食 6500円 焼牡蠣1500円)
7月5日(雨)民宿喜多岬7:30===8:40釧路 和商市場===14:30札幌ホテルガーデンプレイス==18:00札幌ビール園 (宿泊 素泊4000円)
7月6日(晴/曇)宿7:00---北海道大学9:30==10:30藻岩山531m 11:50===支笏湖==ウトナイ湖==苫小牧21:15 (川崎近海フェリー 車両18000円・2等4500円)
7月7日(雨)4:45八戸==11:15佐野
佐野~北海道内~佐野走行距離=3050km 経費 約7万円
【行 程】斜里岳 L=11.7km +-1400m 行動時間7:00
羅臼岳 L=14.0km +-1580m 行動時間7:20
【地 図】斜里岳地図はこちら
本日も午後から天候は崩れる予報
今日一日の好天と無事を祈って清岳荘を出発
最初はなだらかな車両の進入禁止の林道を1km程歩く
マイヅルソウ
道端にはフキやマイヅルソウが見られるが
皆、本州のものより大振り
オガラバナ
登山道は沢コース
右に左に、時には沢の中を歩いて登る
ナルコユリ
しかし、沢沿には様々な花が咲いており中々先に進めない
先を急げば写真は皆ピンボケ
ウコンウツギ
仙人洞 ポイントには表示板がある
ミネカエデ
下二股
登りは左の沢旧道、下りは右の尾根新道
沢路であるため時々滝も出現する
ヤマガラシ
標高1000mを超える頃、残雪が現れる
次第に急勾配になり、水量の多いところはシャワークライム状態
ホソバイワベンケイ
ヒメゴヨウイチゴ
オオバナノエンレイソウ
本州にも分布するとあるが本州では見たことが無い
チシマヒョウタンボク
チシマザクラ
タカネグンバイ(北海道特産)
上二股 注連縄があり山頂への結界か?
下山時はここから尾根道新道に入る
残雪も増えてくる
ミツバオウレン
チシマノキンバイ(大雪山以東・以北 近縁種シナノキンバイ)
ウラジロナナカマド
振り返れば、摩周湖や屈斜路湖がみえる
ミヤマダイコンソウ
沢を出ると馬の背の急登
山頂は真近、お花畑も始まる
ヒメイチゲ
エゾノツガザクラ
キバナシャクナゲ
チングルマ
斜里岳神社
山頂からの眺めは良い
羅臼方面とオホーツク海
新道コースの熊見峠方面
斜里町方面
左に摩周湖、正面は屈斜路湖、後ろに雌阿寒雄阿寒岳
摩周湖の島も見える
虫が沢山寄ってくる山頂で1時間程過ごし下山開始
ヨツバシオガマ
ミヤマアズマギク
エゾノハクサンイチゲ
イソツツジ
ハクサンチドリ
サンカヨウ
新道コースに入って間もなく、少し道を外れると
龍神の池がある
道庁ホームページの解説によると、
『この池は、鉄イオンを大量に含んだ低pHの湧水が空気に触れる事によって鉄分が沈殿してできる褐鉄鉱床で器型をしているため「鉄釜」と呼ばれています』
ウコンウツギ
ここでは、真ん中の花弁が黄色のものが多くみられたがこれは赤色
熊見峠へ
コケモモ
熊見峠
ハイマツの中で休む場所は無い
低く曲がったダケカンバの下を歩く
ミヤマハンショウヅル
マタタビ
清岳荘近くまで来るとマタタビの花を見かけた
また旅にコイとの謎かけだろうか?
越川温泉
次は、羅臼岳を目指す
途中、斜里町越川地区の共同温泉に寄った
無人だが、200円の入浴料をドラム缶を利用した料金箱に投入し入浴
少し熱めだがいいお湯だった
到着時、物欲しげなキタキツネが寄ってきた
当然、えさなどやらず無視していたら入浴後
蛇をくわえた野性味あふれる姿を自慢げに見せに来た
やはり北海道は野生の大国だ
そして、羅臼岳登山口の木下小屋へ
当初計画では、ここから硫黄岳まで縦走し
カムイワッカの滝へ降りる予定だが明日の天気が怪しい
木下小屋の露天風呂
機関車型薪ストーブ
湯元
湯元周りに咲く、エゾルリソウ
小屋番の四井さんとベランダで一杯
四井さんは小屋番になって3年目
前任の小屋番の方と約28年前3年かけて二人で現在の木下小屋を建設したそうだ
詳しい話は、斜里町や道東テレビのホームページに出ている
同行のT氏は3年続けての訪問ですっかり顔なじみ
夜も更けてくると物欲しげなキタキツネが現れた
北海道広しといえども今回は全道的に雨模様
もう明日の登山は諦めて
明日の観光計画を建てながらすっかり深酒をしてしまった
温泉に入ってはビールを飲む
これも北海道の山旅の醍醐味です
2年連続で不運な北海道を恨むことはありませんとも
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