昨日の午後は事務所でミーティング。
お茶の時間に、お菓子が配られ、中の1つの包装に、「凱風快晴」の絵。
メンバーの1人が、すみだ北斎美術館に行って来たそうです。
いずれわたしも行きたいなと思っていたところです。
Webサイトは見ていたのですが、その建物の外観にはいまいち違和感がありました。
そのメンバーが言うには、中もせせこましい感じがしたそうです。
北斎といえば、遠近感のある雄大な構図がひとつの見もの。
外観、内部ともに、その絵に相応しいものができなかったのでしょうか。
偶然ですが、今朝受信したメルマガに、その北斎美術館の悪評が掲載されていました。
館内のバリアフリーに問題、動線が最悪、マンション・ギャラリーみたい・・・。
1室に30点ほどの絵が展示されているが、それがすべて複製。
しかも、写真印刷されたレプリカで、常設の展示にホンモノは1枚もない・・・。
美術館に行ってホンモノの絵が見られない、というのではジョークにもなりません。
部屋の前の長々しい説明板に、わかりにくく高精細レプリカとは書かれているようですが。
たぶん、観た人はレプリカであることに気づいていないのでは、とも。
改めてWebサイトを見てみました。
常設展示のページを見たら、各期の代表作(実物大高精細レプリカ)を展示、とありました。
ホンモノ北斎が見られない美術館・・・羊頭狗肉、行く気がなくなってしまいました。