酒は百薬の長、と言われますが、何でも過ぎれば毒になります。
酒を多く飲む人の脳はその毒?に冒され、飲まない人の脳に比べて委縮度合いが高いようです。
脳の萎縮といえば認知症・・・大酒呑みには認知症になる可能性が高い!
飲酒を続けていたら、わたしの脳も縮みに縮んで、今頃は無くなっていたかも・・・。
もともと30歳過ぎると、加齢で脳の白質と呼ばれるところが縮んでいくそうです。
ただでさえ縮んでいく脳に、大酒が拍車をかけて認知症一直線。
どのくらい委縮するかは、それまでに飲んだ酒の量に比例します。
呑む回数とか、間隔とか、ウィスキー、日本酒、ビール、どんな種類の酒を飲むとかは関係ない。
とにかく飲めば飲むほど脳細胞は死滅し、死んだ脳細胞は体細胞のようには再生しません。
酒を飲めば飲むほど酒に強くなるといわれますが、逆に脳は弱くなっているというわけ。
それでも、百薬の長と言われるくらいですから、全然飲まないよりはいいというデータもあります。
1週間にビール350㎜缶を1~6本以下、そのくらいの飲酒量だと認知症リスクが最小。
15年ほど断酒していたわたしも、これからは毎晩缶ビール1本飲もうかな。
でも、縮んだ脳はもとに戻らないのだから、飲んでもムダかもしれません。
それじゃ飲んだうちに入らない、と言う人。ぜひ病院へ行ってMRIで自分の縮んだ脳とご対面を。
酒、タバコ、麻雀、ゴルフ・・・それらも仕事のうちでした。
たしかに、それらを通じてお客さんとの信頼関係を築けた体験はわたしにもあります。
それらのことが、オープンコミュニケーションに役立つといわれる所以なのでしょう。
じゃ、それらからすっかり足を洗った今はどうなのか?
他人様との信頼関係をまったく築けなくなったかというと、そんなことはないと思っています。
つまりオープンな関係を築くことに、酒やゴルフなどのツールは要らないということ。
それでは、何があればいいのかというと、人に関心があればいい。
そして、自分も大事ではあるけれど、それと同じように相手の存在も大事にする。
その気持ちさえあれば、きっと信頼関係が築けます・・・ナニ? 信頼していない?