小春日和でした。
昼頃家を出て、事務所経由区役所へ。
1Fロビーには、マイナンバーカード作成の受付け窓口があります。
通るたび、作らなくては、と思いながら、まだ作っていません。
いまは住基カードで用が足りていますが、いつかは作らないとダメなんでしょう。
住基から、昔々、某市役所の住民基本台帳システムを提案したことを思い出しました。
担当外でしたが、提案書の作成にかり出されました。
市役所から盛り込む項目の一覧が示され、そのうちの2項目を書かされるハメに。
「高度情報化社会の動向」と「プライバシー保護」。
どちらも、その当時の流行語。
にわか勉強しながら苦労して書いたことを覚えています。
でも、コンペで価格競争に負けて、受注ならず。
先日知ったニュース。
京都市役所のシステム更改が遅れに遅れを重ねているとか。
ITベンダーとの委託契約を解除し、訴訟沙汰にもなりそう・・・。
近頃は、あちこちの企業でシステム更改がうまく行っていないようです。
新しく開発するより技術的にも難しいことは確か。
また、マネージメントのまずさなど、ほかにも原因はいろいろあるのでしょう。
でも、わたしの経験からいうと、うまくいかない根っこは一つ。
委託元と委託先とのコミュニケーション不足です。
そこがしっかりしていないと、システム開発は必ず迷走してしまいます。