近頃、ヒマがあると、寝転びながらiPadで映画などを観ることが多い。
年会費を払えば見放題のアマゾンのプライム・ビデオです。
見れば見るほど1本あたりはタダに近くなる・・・われながらセコイなあ。
でも、昔の映画が観たい、と思って検索しても、DVDを買わないとダメなことが多い。
なんだ、ケチだなあ・・・ケチな自分を棚に上げて呟いています。
ドル箱は安売りしない、というわけでしょうか。
もともと映像派ではなく活字派です。
それがこのところ活字を読むのがメンドウになってきて、ラクに流れている面があります。
といいつつ、吹替版と字幕版があれば、字幕版を選んでいるのは、紙魚の名残。
百聞は一見に如かず。一目瞭然。
わかることに手間暇をかけるエネルギーが失くなって来たのかもしれません。
ただ、現実に生きることはそれほどわかりやすく単純なことでは無い。
二項対立でものごとを見るのはカンタン。
でも、世の中、あれかこれか、で成り立っているとは思えません。
本来、あれとこれとはつながっていて、その間には無数の現実があるはず。
その選択のややこしさ、煩わしさを吹っ飛ばす方法が二項対立。
だから、時には危険で、世界が単色に染まってしまうことになりかねません。
そこが、見ると読むの世界の分かれ目でもあるような気がします。