かつてわたしも手を染めたことのある白紙領収書問題。
やり続けていると、やらないでいられなくなる・・・麻薬みたいなものでコワイ話です。
しかも、習慣性になるだけでなく、集団感染もするらしい。
富山の市議会では議員の3割が感染して白紙依存症に。
官房長官、防衛相やらの名が上がっているところをみれば、何処も同じ秋の夕暮れなのでしょう。
でも、総務相は、法的には問題はない、とのたまっているようです。
どうやら法的に問題なければ何をやっても許されると思っているらしい。
法律はわかっていても、常識がわかっていないからそう言えるのかも。
非常識も、みんながそれに感染すれば、常識になってしまうことの一例でしょうか。
私利私欲のために国を司るのが政治家の務め。
ほら見ろ、図星だったろう、と悪魔の辞典の著者が墓の下で笑っています。
給与半減の分は白紙領収書で取り戻す・・・なんてことがないように。
政治家に清廉潔白を求めようとは思いません。
「そんなもの、八百屋で魚をくれと言うようなものだ」
かつて、そう言った法相がいましたから、政治家の汚染は今に始まったことはないのでしょう。
とはいえ、法律云々の前にせめて常識は持っていて欲しい。
近頃、学校の先生の性的事件が増えているような気がします。
これも法律以前。教師は聖職、と言うつもりはありませんが、性職でもないので念のため。