ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

爺さんの四川料理 #9

2013年08月25日 10時43分00秒 | 飲食めらめら

約2年ぶりに、覇気のない爺さんが1人でやっている中国四川料理店でランチ。この2年、何度も店の前を通りかかっていたんだけど、タイミングが合わなくてスルーしていたんだよねェ。そうだ、去年は、「讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺」にハマっていたから、ついつい、そちらに足が向いていたんだっけ…。七十代前半ぐらいの痩せぎす爺さんだから、いつ店を止めるか解らんし、今のうちに通っておかないとなァ。

爺さん、久しぶり、元気でやってるかい? なんて声をかけるような常連じゃないので、軽い会釈をして入店。正午前で他に客がなく、爺さんは客席で寛いでいた。リアクションが薄いので、俺を覚えているかどうかの判別が付かないが、まァ、どうせ覚えていないだろう。席に着くと、2年前と変わらずテーブルの上がベタベタだ。汚れているワケじゃないんだけど、透明のテーブルマットが油ちっくなんだよねェ。

これまたベトベトしたメニューを捲って、食欲センサーを発動。暑い日だったので、夏季限定の冷やし麺メニューから「涼担々麺」800円を注文した。更に、「焼き餃子」350円も追加。「涼担々麺」には、「ロンタンタンミェヌ」という中国語読みのフリガナがしてあったが、「ミェヌ」の音読が、いまいち解らない…。普通に「冷やし担々麺」と記載しないのは、本格的な四川料理なんだ、という主張なのだろうか。

セルフ給水機から水を貰って暫し待つ。う~ん、ぬるいぜ…。きっと、給水機のスイッチを入れたのが遅かったんだねェ。覇気のない爺さんだが、相変わらず手際が良くて、20分もしないうちに「涼担々麺」と「焼き餃子」が運ばれてきた。「涼担々麺」を注文したのは、これで2回目のハズだが、なんとなく前に喰ったのと違うような気が…。過去ログの画像と比べてみたら、千切り人参が足りないようだ。

まァ、千切り人参なんて要らないよ。白髪ネギがあれば、それだけで…。な、なんじゃこりゃ! 白髪ネギの中に1mmぐらいのコバエが居るじゃんッ! しかし、爺さんにクレームを付けるのが気の毒なので、そっとコバエを追い払って、仕方なく記憶をリセットした。喰ってみると、美味いんだけど、なんか味も違うような気がする。やっぱり、都合よく記憶をリセットできるワケもなく、イメージの悪さが残っているのか…。

過去ログを読んでみたら、2年前の俺は、爺さんの目を盗んで持参していた花椒パウダーをかけて喰っていたらしい。我ながら、なんとも無礼な客である。でも、爺さんの料理って、正直、刺激が足りないんだよなァ。すまん、爺さん、また今度、花椒パウダーを持参させてもらうかも…。水がぬるくても、料理に虫が付いていても文句を言わないんだから、そのぐらいの無礼は許してちょ。じゃ、また来るよ。
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