精神科ナースマン

精神科で働く看護師さんのブログ

「4.29」。。。

2007年04月29日 | Weblog

読む前に、今日はこちらを。。。
           ↑↑↑

 

ついでに、こちらも。。。


皆様、こんちわ

 

nursmanです。

 

 

 

ゴールデンウィークに入りましたね。。。

 

今日、4月29日は、nursmanにとって、忘れることの出来ない日なのです。

 

「みどりの日」「昭和の日」ってコトではなくて。。。

 

nursmanの中では、この日を「4.29」と呼んでいる

 

で、何が起きた日かというと。。。

 

そーです。

 

nursmanが看護師を志すきっかけとなった日なのです

 

nursmanの父は、重機のオペレーターやダンプ、トラックの運転手であっため、

 

幼少時代から、nursmanは絶対に大人になったらトラックの運転手になる積りでした。

 

トラックや重機が大好きなnursman少年は、道路工事をジーっといつまでも

 

眺めてても飽きないような少年でした

 

 

 

 それがぁ~っ!

 

 

 

思い起こすこと10数年前の4月28日の深夜、当時若かった

 

nursmanは、次の日が休みということで一人でバイクに乗って遊びに出かけた。

 

ついつい、スピードに興じてしまい、4月29日未明にカーブを曲がりきれず

 

バイクごと転倒

 

バイクもろとも数メートル飛ばされ、硬いアスファルトの上に叩きつけられました

 

当時の様子↓

 

   

 

  ちがぁ~うっ!(>_<)

 

 

 

こんなの乗ってました

 

   

 

ご存知の方は、年式からだいたいの時期が特定できると思いますが。。。

 

わかっても、nursmanの推定年齢は、内緒で

 

 

 

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そんで、医療センターへ搬送。

 

脾臓破裂・肋骨骨折・肺挫傷・膝蓋骨開放骨折etc...

 

血圧70mmHg

 

死ぬかと思いましたよ

 

ホント

 

あの時は、本当に両親には心配かけたと思ってます

 

その時の病院って、素人目から見ても医者が偉くていわゆる、ピラミッドの頂点が

 

医者状態だったと思う。

 

患者のnursmanも、病気は、医者に治してもらうものだと思ってました。

 

 

 

 しかぁ~しっ!

 

 

 

実際に入院して感じたのは、いつもそばに居てくれるたのは、看護婦(当時の

 

呼び名)さんで看護婦さんが最も闘病意欲を支えていたんだと感じました。

 

そーです。

 

患者のnursmanにとって看護師さんの存在は、最も重要で大きかったのです

 

しかも、某看護短大の看護学生の実習生が担当してくれたのもあり、本当に助かり

 

ました。

 

いきなり、手浴・足浴をしたりと言葉が少なかったような気もしましたが、気持ち

 

よかったですよ

 

心や気持ちは、ちやぁ~んと伝わってましたからね

 

意地悪そうな指導者に学生さん怒られてましたけど、ベッドの上から「そんなに

 

怒るなよ…」と心で思い、nursmanも怖かったので口には出来ませんでした

 

これらの体験から、自分はもう一度死んだようなものだんだから、これからは、

 

人の役に立てる仕事をしようと、看護師の道を志しました。

 

↑結局、役立たずなままのような気もしますが。。。

 

現在のチーム医療という考え方には誰が偉いとか偉くないってコトはありません。

 

これを看護学校で学ぶ前に、nursmanは、自分の体験から学びました。

 

だから、副師長なんて肩書きがあっても、全くもってチットも偉いなんて思ってないし

 

むしろ、ベッドサイドに行く機会の多い人の方が患者さんのためになっている

 

と思う。

 

要は、チーム医療は、役割分担なんだと思う。

 

看護部の中でもそう。

 

スタッフナースの役割、師長の役割、看護助手の役割、主任の役割…ってのが

 

あって、偉い偉くないって言う考え方は全く存在しない。

 

各職種が手を繋ぎ合ってこそ、いい医療が提供できる。

 

精神科と他科でずぅ~っと前から考えていることがあるんだけど、長くなるので

 

改めて記事にしたいと思う。

 

「4.29」での体験は、今のnursmanのものの考え方に現在もなお大きく関与している。

 

周囲の方々には、大きなご心配を掛けた事件ではあったけど、この体験が

 

今のnursmanを形成しているのだろう。

 

「4.29」は、両親にも感謝する日にもなってるかな。

 

 

 

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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (モッピ~)
2007-04-29 20:15:56
今日はnursmanさんが生まれ変わった日なんですね~
でも生きててよかった♪ 
でなかったら・・・・こんな風に沢山のブログ友達もできないしね 
 
そんな理由だったんですね~ナースになった理由は!
ちといい話ですねぇ~~

返信する
貴重な体験でしたね (pooh)
2007-04-29 21:08:02
生きててよかったですね~。
Drもとても良いお仕事。なんたって医療のトップは医者ですから。でも、Drを支えているのは私たち看護師です。もう、みなさんの手助けをするため、一生頑張り続けなくてはと思いますね。
でも、ホントDrには気を使うから、疲れますね。
返信する
初めまして ()
2007-04-30 00:24:13
少し前からお邪魔してます。

役割分担のお話、ほんとに共感します。
一般の会社だって、社長が偉いわけじゃないんだと思います。
社長は社長という仕事をする人。
管理職は管理職という仕事をする人。
ヒラ社員は現場仕事をきちんとこなす役割。
どこかひとつ欠けても会社って成り立たないもんなんだなぁと思います。

長崎の大村というところにある精神科の病院は
組織がとっても斬新なのだそうです。
医師とか看護師とかいう資格や技能に関係なく、
マネジメント能力の有無で管理職を選んでいるそうで、
医局とか看護部というくくりはなくて、
医師の上司が看護師という状態になっている部門がたくさんあるみたいです。
返信する
Unknown (ハニー)
2007-04-30 01:23:11
うわぁ~

怖い経験されましたね!

私もバイク好きだったんで事故の話しを聞くと身震いしちゃいます…

マンパワーはどこでも重要視されてると思うんですが田舎の病院はマダマダ医者が鼻高々デス…

返信する
もうひとつの誕生日 (みゆ)
2007-04-30 01:30:15
こんばんは♪

なんと!そんな壮絶な過去があったなんて。。
良くぞ生きててくれました。。

医療(看護)の道を選択する人って、そんな経験をお持ちの人が多いですね。
「死」を身近に感じた事があり、その時に助けてくれた人達に感謝と尊敬の
念を抱いた経験から・・・という例は、今までにも聞いた事があります。
いくら経験しても、ホントにその職業に就く人は一部なんでしょうから
立派に夢を成し遂げたnursmanさんは偉いっ!

そういう人の信念は揺らがないです。
これからも信じた道を貫いて、頑張ってくださいね。
返信する
Unknown (モモ)
2007-04-30 13:35:51
自分が病気になったり怪我をして入院すると看護師のありがたみがわかりますよね。
モモの場合はナースになってから病気をしたんだけど、その経験からいろいろなことを学びましたよ。

それにしても、そんな重症な怪我からよく生還されました!
恐るべし、ナースマン!( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
返信する
Unknown (@幕張)
2007-04-30 17:36:08
おおッ!
そのバイクは王者ケニー・ロバーツか天才不レディ・スペンサーか!?
HONDAだからフレディかワイン・ガードナーだったりしてぇ~~!

それにしてもnursmanさん、そんな大怪我でよくぞ復活しました。
『お互い』もういい年だから、安全運転で行きましょ~ね。 (^皿^)b ガハハ
返信する
Unknown (IP・QQ車)
2007-05-02 20:07:50
こん。

生きていて良かった。。。。おめでとう。。。。。ございます。。。。。QQ

「治療共同体」の理論。。。。。。。。。。。。QQ
前に読ませていただきました。。。。。。。。。QQ
チーム医療の概念が発展。。。。。。QQ

ふと、僕はまた思い出しました。。。。。。。QQ
ビル診。クリニック。。。。。人件費がないので医者1人で事務から検査や注射。。。。。なにからなにまで1人。。。。。。。。。QQ。。。。。。いや~、まさに小規模商店のおもむき。大きな病院は商店街かデパートやイトーヨーカードーやジャスコみたいな大型店舗でしょうか。。。。。。。。。QQ

                    QQ
返信する
モッピ~さんへお返事。。。 (nursman)
2007-05-02 21:30:41
そーですね。
ウェブ友ができるなんて、当時は全く思っていませんでしたね。。。
つーか、ブログを書き始めるとも

これからもヨロシクお願い致します
返信する
poohさんへお返事。。。 (nursman)
2007-05-02 21:33:53
「ホントDrには気を使うから、疲れますね。」
↑(笑)

先日、poohさんと全く一緒のことを言ってる人が居ました。
そこで。。。

「医者の機嫌を取るのも看護技術の一つ」

なんて言って笑いましたね
返信する

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