なんだかな。切ないね。
2年間闘病を続けた先輩が亡くなられました。
突然の訃報で驚きました。
気分的には友人度の方が高かったので
自分の心の中ではオタク友達なのですが。
3年前の夏に肺が苦しいと言う事で検査したところ
なんだか別の病名で2ヶ月ほど治療して終了したのですが
翌年に再度苦しくなって肺ガンが発覚。
本当にレントゲンで見ても判るかどうか、
というレベルだったみたいで、その時は早く判って良かったね
という気持ちもあったのですが、無理でしたね。
リンパとか血液で全身に回りやすいんですかねぇ…
まぁ、病状の事は良くワカンナイんだけど。
1ヶ月に一度ずつくらいの割合で顔を見る為に
書類を渡したり取りに行ったりしてたんだけど、
結局今年の頭に会いに行ったのが最後になっちゃいました。
お子さんが生まれた直後にガンの宣告だったので
どうなる事かと思っていましたが、
夫婦共に非常に強く立ち向かっていました。
何かボクに出来る事は無いかと思って、
せめてビル内を禁煙にしようと働きかけて、
ついこの間、完全な分煙化が行われたトコロだったのにな…
これでいつでも帰って来れますね、って言ったのが今年の頭。
年度が変わって本当に分煙されたのは報告も出来ずじまい。
葬儀はご実家の愛知の田原市というトコロで遠かったのですが、
奥様と二人で友人として参列してきました。
お父さんが地元の名士なのか結構な数の参列者がいて
受付でサバくのがタイヘンでした。
受付に立つ人って結構微妙ですよね
近しい人も縁遠い人も受付には立たないし。
仲の良い先輩と後輩くらいの位置が
一番適当なんでしょうかね。
あと、お経って地域によって全然違うんだなって思った。
今回のは初めて聞きました。
南無阿弥陀仏ではなくて南無ナントカでした。
真言系なカンジだったし、法衣もお山さんなカンジだったので
小乗仏教の流れって言うの?そういう系の
葬儀だったのかなと思いました。
流派とか良くワカンナイんだけど。
帰ってから自分の時はどうする?
って奥様と話し合ってみました。
ボクは通夜は絶対に飲み会にして欲しいのです。
思いっきり楽しいお酒を振舞って欲しいです。
皆に大笑いして欲しいです。
そういう通夜が自然な人生を送りたいのです。
奥様はカラオケして欲しいんだそうで。ドリカム縛りで。
じゃ、俺んトキはアニソン大合唱でね
とか言っては見たものの切ないね。
友達を無くすのは3人目。
というか2ヶ月連続の葬儀は精神的にキツすぎ
判った事は、死ぬって事は忘れられるって事。
せめて、その人の死から何かを学びたい。
結局そうして自分の中に取り込んでいく事でしか
その人が生きていた証を留めて置けないから。
自分の身体をもう少し気遣おう。
もう少し家で過ごす時間を増やそう。
今回はそう思いましたよ。
もちろん前の二人から貰った教訓も
深く心に根ざしていますよ。
人に優しく。自分にカッコ良く。
頼られながら頼れるように。
がんばり過ぎない程度にがんばりましょう。
そんなカンジで。