西湘ケチおばRIN

こういうものが欲しい!を中心に
(読書はたいてい借り物で…)

「浴衣きちんと着て」 …あ、そういうイミなんだ…

2024-07-17 22:19:12 | 映像・DVD・芸能・スポーツ

「浴衣きちんと着て」指摘に意見 第5子妊娠中の元EXILE・黒木啓司の妻・宮崎麗果「ご理解ください」

この記事のタレントさん、全然知らない。

読んでみたら、
「SNSにあがった浴衣姿の画像が、左前だった」
「親の浴衣が、着崩れている」
とゆー…SNSの書き込みについて、だった。


外カメとインカメや、編集で、画像が反転したらしい。



これねー…。

もはや、だいぶ前に、プロが撮った広告写真。多分構図の都合で反転させたら、アップの女性モデルの和服が、左前になってしまった!
とか。
(それも、結婚式場のポスターじゃなかったかなー???

テレビでも、そんなことがあった。

だいぶ前だぞぉ。

「左前」なんて、指摘するひと、まだ生存してたんだなー。



ワタシは昭和の人間なので、和服は、ぴしっと着たい方だ。
(もちろん、無自覚な左前はイヤだ…けど…)

近年の、「成人式のギャル」や、「現代に、普段から和服を着る人たち」の姿を見ると、まったく否定するわけではなく。

逆に、「自分流に着たら、現代に溶け込めないかもっ」と思ってしまう。



だけど…。

「江戸時代の和服の着方」
を研究してる方の番組を、だいぶ前、NHKで見た。

当時は、「裾をひきずる」格好の着付けだった。
その方が、カラダが楽らしい。

ひきずるのがフツーなので、外出姿は、紐を加えて、今の「おはしょり」のカタチに裾をあげたわけだ。



学生時代、歌舞伎は結構見た。

現代のテレビや映画など、映像の「時代劇」の衣装、時代考証的に正しいというより、「歌舞伎」の衣装に引っ張られてるの、かなりある。

歌舞伎の衣装は、電気照明のない時代、ライブで舞台を遠目に見てもわかりやすい誇張したデザインになっている。
ぜったい、江戸のリアルじゃない。
それを、時代劇で見てたわけで…。



流行は、うつりかわる。

互いに意見交換するのは、いい。
しかし、「たまたま知ってるだけの知識」を、正しいと思い込んで、他人を批判したり、いわゆるマウントとるチャンスにするのは、見苦しい。



「左前」が不吉なのは。
葬儀の作法が、あれこれ「日常と逆」にする、おまじないのひとつだから。
死が、ちょいちょいあっては困るから、縁起をかついだだけだが…。

生死を、そのように分けるべきなのか?

いや。
あえて、意識的に、分けるべきなのか?

本当は、死は生の延長にあるだけとしても。
だから、分ける意識はあった方がいいかもしれない…。


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