NHK BSP 「ニッポン知らなかった選手権 実況中」
7/8以来。
各局のニュースも、ワイドショーも。
同じ銃撃シーン、同じ中身の繰り返しで、さすがのワタシも辟易。
選挙特番も、「お通夜の配色」横並び、それを悪いとは言わないが…。
自民圧勝が見えていたし。
ワタシでさえ、逃げ出した。
おかげで、たまりまくっていた録画を、それなりに消化できた。
そのひとつ。
「ニッポン知らなかった選手権 実況中!」
『…日本には企業や業界団体内だけで開催されている様々なスキルアップのコンテストが存在する。 一般には公開されないそうした大会に特別にカメラが潜入! 細かい手仕事、地道な努力、超絶技巧、そこには日本が誇る独自の文化が見えてくる。 仕事に使う技をひたすら磨き上げるための熱き戦いを、高速実況形式で紹介するバラエティー番組。…』
「へえボタン(…古いなー…)」を、いっぱい押せる番組だった。
さらにそのひとつ、「ウィッグスタイリング 全国技術競技大会」
『…毛髪事業の老舗が社内で開催するウィッグスタイリングの技術大会に密着▽薄毛をカバーするためのウィッグ、昔でいう「カツラ」は大きな進化を遂げている。ファッション性を兼ね備え地毛との境目がわからないようにウィッグをなじませる究極の技術を競い合う大会!▽全国8ブロックから予選を勝ち上がった16名の中には過去の優勝者が4名も!▽高レベルの大会を見つめる審査員は36名!撮影用のカメラは35台!決戦の行方は?…』
薄毛をカバーするもの、としか、認識していなかった。
この競技大会は、選手ごとに、「お客様の想定」を決める。
意外と多いのが、
「やけどで、毛髪を失ったお客様」なんだと!
3.11など、災害時にも…。
考えてもみなかった!
そのような「部分的に、左右対称でもなく自毛が残っている、お客様」の、ドレスアップしたいシチュエーションに合わせて、選手がカツラの本体を発注、はさみをいれ、セットし、自毛の残った頭のモデルである台に装着。
番組で、日本におけるウイッグの歴史を概観。
日本の民家に「囲炉裏」があった時代、子どもが転倒し、頭にやけどをするケースがままあり、医師たちが、日本髪のカツラ業者に、子ども向けのカツラ作成を依頼した時代もあるんだと。
野口英世。
幼時、親が農作業に出ていたあいだに、囲炉裏に片手を突っ込んで、やけどしたんじゃなかった???
「囲炉裏~、風情ある~」
なんて…。
言ってられなーい。
(いや、ワタシはそういうタイプではない…。直火の管理や、現代人が屋内で炭火使って、一酸化炭素、大丈夫なのか? とか、思っちゃう方…)
現代では、椅子生活にあった高さの囲炉裏が存在するから、昔ほどの危険はないかもしれないが…。
追記。
次回放送は、地上波・今日!・夜11時から!
「第4回 日本伐木チャンピオンシップ」
来週は「第19回 包帯王選手権」!