校長が制服着てみたら…「重い、必要か?」 服装自由化した学校
自分で着てみた校長、珍しい。
アンケートなどとり、試行錯誤もしている。
押しつけないやり方が、よかったかも。
他校の状況も調べた。
『…秋馬校長は2022年に旧武蔵台中の校長に就任。翌年の新校作りのため教育の「当たり前」を考え直し、「制服は本当に必要か」と疑問を持った。制服を自分で着てみると「重い(動きにくい)」と感じた。洗濯しにくいのも気になった。
保護者の負担も課題だった。武蔵台中の制服は男女ともブレザーで一式の価格は男子で6万3000円余、女子は8万8000円余。他に登下校用のバッグなどに約2万5000円が必要だった。
当初、自由化には教職員や保護者から不安の声も聞かれた。「服装が乱れて生活も乱れないか」「学校への帰属意識が薄れないか」。昨年2月、小学5年以上の児童生徒と保護者、教職員に「制服は必要か」とアンケートすると、児童生徒は6割が「必要ない」と答えたが、保護者と教職員は約6割が「どちらかといえば必要」などだった。…』
『…新年度からのルールは「学校にふさわしくない服装以外はOK」だ。ただし式典やテストの日は「正装の日」。従来の制服を着てもよいし、他の正装でもよい。新7年生には制服を買った子も買わない子も、卒業生からのリサイクル品を利用した子もいる。
保護者から「スカートの丈は?」などの質問が出るが明文規定は作っていない。秋馬校長は「ふさわしい服装を生徒が自分で考えてほしい」と話す。「制服は何も考えずに着る。私服だと、今日は暑い、雨だ、終業式だ、など天候や行事を考える。それができるようになってほしい」…』