オババですが、何か?~団塊オババの気侭ブログ

古希超えオババの気侭なブログ。
エッセイ、音楽、映像、読書そして占い、何でもアリでございます。

泣き虫弱虫諸葛孔明~抱腹絶倒の「三国志」です。

2012-10-20 03:06:02 | 

ガハハ!こんな、おっ笑しい三国志読んだ事ない!!
いいのかこんなに面白くて!!

劉備は只の人のいいオッサンで、関羽と張飛は、戦さ大好きの殺人マシーン。
返り血浴びて、大笑いのサイコおじさん。
でもって、諸葛孔明は奇人変人、何考えてるのかさっぱりわからない、挙動不審人物。
こんな登場人物ばかりなのだが、どうして内容はしっかり三国志のツボは押さえているから大したもんだ。

抱腹絶倒しながら、一気に2巻共読破し、待ちに待った第三巻。
遂に来ました赤壁大合戦!!

イケメン周喩も颯爽と登場し、火責めガンガン曹操を破り、結果、孫・劉連合の大勝利とあいなります。

合戦迄のやり取りで、その変態的存在が許せないのか、周喩さん、孔明に異常な殺意を抱くのです。
ドーしても殺したくて、何かとアヤをつける周喩の謀略を、これまたのらりくらりとかわしていく孔明。
で、それがまた憎たらしくて、益々殺意をヒートアップさせる周喩さん。(やれやれ・・・)

合戦後は、これまた宇宙的ビジョンで、劉備単細胞軍団を天下盗りに導くべく、孔明先生の摩訶不思議な悪巧みは続くのです。

兎に角、面白い!読まずに死ねません!!


『恋の罠』 (原題「淫乱書生」) ~ポルノなどではありません!!

2012-10-16 18:07:14 | DVD&原作本
『恋の罠』 (原題「淫乱書生」) 予告編 トレイラー


「淫乱書生~恋の罠」なんていうタイトルなもんで、ポルノ映画かと思ったら、さにあらず!で、格調高く色彩豊かな映像と、ストーリーもしっかりしたエンターテインメント作品でした。

クレジットを調べたら、監督があのヨン様主演映画「スキャンダル」(ラクロの危険な関係の韓国リメーク版)の脚本家で、監督デビュー作品でした。

どうりで、しっかりした構成になっていると思った。

時は朝鮮王朝時代、ひょんな事からご禁制のポルノ小説家になってしまった、両斑(貴族)の超堅物法務官僚と、これ又ひょんな事でその挿絵を描かされる羽目になってしまった鬼の警視総監(今で言う)の物語。(堅物官僚、自分でつけたペンネームが「秋月色」なんていうのも可笑しい)

そこに絡むのが、この官僚に惚れてしまった王の愛妾(側室)で、その一部始終を、ポルノ作家魂に燃える秋月色先生が、微に入り細に入リ書いてしまったから、さァ~大変!
しかもその本、「黒谷秘事」(このタイトルも笑える)は一躍ベストセラーになってしまい、宮中も巻き込んだ大騒動に・・・という内容。

タイトルがタイトルだったので、期待しなかった分、この面白さ、すごく得した気分になりました。
ちなみに韓国では大ヒットしたそうです。
侮れないぞ!韓国時代劇!!

ずばり!面白い!!

間違って見てしまったのですが~トキメキ☆成均館スキャンダル 

2012-10-15 00:45:23 | DVD&原作本
「トキメキ☆成均館スキャンダル 完全版」公式サイト予告


好きな歴史ドラマだと思ってレンタルしたら、アイドルドラマで当惑したのですが、ま・いっか、と見始めると、オイオイこれが結構面白い。

ちゃんと歴史上の人物も登場するし、朝鮮王朝時代の党派争いなども盛り込まれ、なかなかの出来でありました。

主演の地味目の青少年がアイドルのユチョン君だそうで、こんなのがアイドルねぇー、とヘンな感心しましたが、慣れていくと結構地味でも趣があり、なかなかでした。

侮るなかれ、アイドル時代劇。

寺島まゆみ~「寝た子を起こす子守唄」

2012-10-14 02:10:38 | 音楽
寺島まゆみ「寝た子を起こす子守唄」


「寝た子を起こす子守唄」。
創唱・豊島たづみさんのカバー曲です。

宇崎・阿木コンビの名曲で、多くの上手な方々がカバーしていましたが、
私は彼女の歌が一番、深夜放送を聴いている多感な受験生の心に、近くより添えていたのではないかと思っています。

今も受験生は、深夜放送を聴いているのでしょうか・・・

大英雄~楽園の瑕のパロディ映画

2012-10-13 01:35:21 | DVD&原作本
射�譖英雄傳之東成西就 預告片


ここまでやるか!!よーやるわ!!!

ウオン・カーワイ監督作品「楽園の瑕」(金庸原作「射周英雄伝」のオマージュ的作品)の撮影が遅々として進まず、時間と制作費が嵩む中、
制作会社及び役者が業を煮やして、同じスタッフキャスト、セットまで使い回しで、無駄にした時間と制作費稼ぎの為に、
何と僅か8日で作ってしまった、同作品のパロディー映画。

全員、やけくそなのかナンなのか、トニー・レオン、レスリー・チャン、レオン・カーウェイ、ブリジット・リン・カリーナ・ラウ等々スターの面々が、
真面目な顔して、ハチャメチャ演技。(時にトニーレオンのタラコ唇とレオン・カーウェイの女装は爆笑もの)

奇想天外なパロディ満載の、ドタバタ作品ですが、役者はすこぶる楽しそうでした。
でこの作品、この年(1993年)のお正月作品として大ヒットしたとか。

今見ても、馬鹿馬鹿しくておっ笑しい作品です。(原作知らなくても楽しめます)

ちなみに、大元の「楽園の瑕」はその翌年(1994年)に公開され、ヴェネツイァ映画祭で金のオゼッラ賞(撮影賞)を受賞、
香港国内でも数々の映画賞を受賞しています。