シャンソン・カンツォーネ以外の岸洋子さんも素晴らしい!
ドラムレスの管弦をバックに、これだけ歌いこめるアーティストが、果たしてどれだけいるでしょうか!!
<岸 洋子/山野 えつお作品「 小 舟 」(Record version)>
シャンソン・カンツォーネ以外の岸洋子さんも素晴らしい!
ドラムレスの管弦をバックに、これだけ歌いこめるアーティストが、果たしてどれだけいるでしょうか!!
<岸 洋子/山野 えつお作品「 小 舟 」(Record version)>
木の実ナナの大ヒット曲「おまえさん」。
これが作曲者丹羽応樹の、正調「おまえさん」弾き語りバージョンです。
おまえさん・丹羽応樹
1971年、第二回世界歌謡祭グランプリ曲です。
曲は「恋は水色」のアンドレ・ポップ、歌はフランスのマルティーヌ・クレマンソー。
殆どヒットしませんでしたが、いい曲です。
ただ愛に生きるだけ マルティーヌ・クレマンソー
月の砂漠の英語バージョンです。
こんなアプローチも一興です。
月の砂漠(スザンヌ・ハード)~英語バージョン
世界中が歌っていますが、こんなエレガントで優しい「煙が目にしみる」もいいんじゃないでしょうか。
ジャズというより、ミュージカルのようです。
<煙が目にしみる/真梨邑ケイ>
テレサ・テンの絶唱で知られている曲ですが、これは作曲者、丹羽応樹の弾き語りバージョンです。
丹羽応樹自身、シンガー・ソングライターでもあるので、その歌唱は、さすが作曲者の貫禄です!
<ジェルソミーナの歩いた道 ・ 丹羽応樹>
18歳の彼のオリジナルは、フランスの歌手ダリダが歌ったもの。
日本では越路吹雪版の熱唱が有名。
これは岩谷時子さんが、岩下さん用に書き直した岩下志麻版です。
18歳の少年にのめり込む、ちょうど倍年上の女性の歌。
歌と独白の、まるでフランス映画のような作品です。
若さがまぶしい、自惚れだけの少年に、のめり込み傷つけられながらも、
毅然とする年上の女性の哀歓を、お見事!に表現しきった、志麻姐さんに拍手です。
発売当時(1975年)、新宿二丁目のゲイバーでは、この曲が中年ゲイの涙を誘っていたとか・・・
年下の美少年に入れ込み傷つけられるのは、女も男も一緒、切なさは共通なのでしょう。
「歌は語れ、台詞は歌え」、それを見事に実践して見せた、岩下志麻の女優魂に脱帽です。
<18歳の彼(岩下志麻)>
このシャンソン、全く知られていませんが、優しく温かく感動的で、大好きな曲です。
教壇を去る老教師の最後の授業。
「さよなら先生、いつまでも忘れません・・・」
涙ぐむ老教師、それを子供達が温かく見送ります。
フランスのシンガーソングライター、ユーグ・オーフレーと子供達の合唱が感動的です。
<アデュー・先生お元気で:ユーグ・オーフレー>