プチテラス
先日、足立区梅田(東京都)を歩いていたら、すごい「プチテラス」を見つけてしまいました!
えっ、プチテラスとは何かって?
フランス語の「PETIT」(小さい・かわいいの意)と、
英語の「TERRACE」(庭・広場の意)をつなげた造語で、
公園や児童遊園よりも小さな広場をプチテラスと呼んでいます。
地域の方々のいこいとふれあいを促進するために、
シンボルツリーや花の咲く木を植えたり、ベンチなどの休憩施設を置いています。
(夢街仕事人 財団法人 足立区まちづくり公社 公式サイトより)
以前、東京都葛飾区のポケットパークについて、
記事を書いたことがあるのですが、
足立区(東京都)ではポケットパークとは呼ばず、
「プチテラス」と呼んで普及に努めているようです。
ベンチをちょっと置いただけのシンプルなプチテラスが多い中、
こちらのプチテラスは凝りに凝っています。
やはり一番目を引くのは、カナリーヤシの木です。
ここの前を通れば、誰もが足を止め、
「ここは何だろう?」と関心を持つに違いありません。
(すごいインパクト!)
そして中に入るとこれがまたすごい!
この木の周りに石のモニュメントが並びます。
「夢見石」と呼ばれ、触ると願いが叶うと言われています。
左から「商売繁盛」、「金運成就」、
「家内安全」、「交通安全」、
「合格祈願」です。
初めて見た時、まさか触ると願いが叶うだなんて思わなかったので、
触らなかったんですけど、もし触るなら、「商売繁盛」かな。
このプチテラスは「ゆめろーど千代田商店街」の中にあるので、
こちらの商店街が繁盛することを願いたいと思います。
あと「交通安全」ですね。
これからもウォーキングが続けられるようにお願いしたいです。
今度行ったら、ぜひ触ろうと思います。
それにしても「恋愛成就」は作らなかったんですね。
(ま、いいっか。)
ポケットパークとは。
「ベスト・ポケット・パーク」の略称である。
道路わきや街区内の空き地などわずかの土地を利用した小さな公園または休憩所。
地域の生活環境を良くすることを重視し、気軽に休める憩いの場となっている。
1967年につくられたニューヨークの「ペイリーパーク(Paley Park)がその始まり。
「洋服についているポケットのように小さな公園」のことを指している。
日本においては1980年代に入り、後期に近づくにつれて、
こうしたポケットパークに関連した計画が全国的に普及し、
都市デザインの中に取り入れられはじめた。
国レベルの補助事業の対象になっているものだけでも、
「ポケットスペース」「タウンスクエア」「広場公園」「都市緑地」などがあり、
呼び名もそれぞれ異なっている。
(「General road rest facilities 」より)
お世話になったサイト
- ゆめろーど千代田商店街 公式サイト
http://www.adachi.ne.jp/users/yumerood/ - 夢街仕事人 財団法人 足立区まちづくり公社 公式サイト
http://adachi-machi.net/build/petit_terrace.php
以前、ポケットパークについて記事を書きました。
8月17日:ポケットパーク