荻伏共同育成場日誌

北海道浦河町にある競走馬育成牧場・荻伏共同育成場の場長が日々の風景をお届けする徒然日誌。

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2019-07-02 18:48:34 | 競馬
 ブログはあまりアップしていませんが、ツイッターとインスタグラムは最近始めて、結構投稿しております。
 牧場作業の一端を垣間見られると思いますので覗いてみてください。
【Twitter】
【Instagram】

 全然更新しておりませんが、『パカラ』という牧場応援サイトがあります。これは生産地出身の運営者・岩倉さんという方が牧場を応援するサイトを立ち上げてくれて、自分もそれに参加させていただいております。まだ認知度が低いので是非覗いてみてください。
【Pacalla】

 フェイスブックは趣味である温泉巡りのことばかりアップしているのですが、非公開グループなのでグループに入らないと閲覧できません。これからは少し競馬のこともアップしていきたいと考えておりますので興味のある方は是非。
【Facebook】

先週の注目馬『ラインベック』

2019-07-02 05:30:15 | 競馬
 クラシックを狙う馬のデビューは秋という概念は既に崩壊しつつあり、来年のクラシックをにぎわせそうな馬たちが次々にデビューしています。中京競馬場最初の新馬戦が芝1600mになった一昨年は次走で『新潟2歳S』を勝ったフロンティアが、そして昨年は『朝日杯フューチュリティS』『NHKマイルC』を制したアドマイヤマーズが勝ち2着にも『新潟2歳S』を制し『NHKマイルC』で2着になったケイデンスコールが入り、一躍有力馬の登竜門的な新馬戦となりましたが、今年も楽しみな馬がデビュー勝ちしました。
 牝馬三冠だけでなく『阪神ジュヴェナイルF』『ヴィクトリアマイル』も制したアパパネ。産駒も第2子のジナンボーが先日オープン入りを果たし、繁殖牝馬としても成果を上げておりますが、また有力馬を輩出してきました。天候が崩れ不確定要素が多い中、単勝1.5倍の圧倒的な支持を集めたアパパネの第3子ラインベック。抜群のスタートを切ると、1000m通過が1.05.2という緩い流れの中あっさり2番手で折り合い、粘る逃げたファルークを交わすと、猛然と追い上げたアージオンの追撃を1馬身1/4凌いで快勝。勝ちタイム1.39.2は馬場悪化とスローペースから致し方ないところ。一見地味な勝ち方ですが、2歳馬と思えないほどレースセンスが良いので、展開に左右されることがないのではないでしょうか。
 父はディープインパクト、母はアパパネ、母の父はキングカメハメハ、近親にそれほど大物がいないのに活躍馬を出してしまう生産はまたまた安平町ノーザンファームさん。
 
 レース未見の方はJRAのHPで見られるのでチェックしておいてくださいね。

 同業者やこの仕事に興味がある方はコメントくださいね。