一時は一人目の妊娠さえあきらめかけていた私達でしたが、先生方のおかげでこの度、二人目を妊娠・出産することができました。
正直言うと私達には二人目の妊娠は無理だろうと思いながらの治療再開でした。
しかし、朝倉先生には可能性がある限りあきらめない姿勢で治療していただき何度も励まされました。
スタッフの方々にもおしゃべりを通じて「もしかして、もうすぐ妊娠できるのかな？」という気持ちにさせてもらい、そんな矢先の妊娠でした。
途中、逆子になり帝王切開での出産になりましたが、もう一度、わが子を抱ける喜びを味わうことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
37週4日 2876グラムの女の子を出産しました。
本当にありがとうございました。
今、治療で頑張ってる皆さんは、しんどかったり辛かったり、やるせない気持ちになってられるかもしれません。
私にとっても11年間の治療の期間は、希望の見えない辛い時間でした。
結婚して10年が過ぎて、扇町レディースクリニックに転院する時も不安でいっぱいでした。
でも、頑張った分には神様はご褒美をくれるんだと、子どもを抱いてから思えるようになりました。
扇町レディースクリニックに転院して1年で妊娠でき、今までの辛さも吹っ飛びました。
今は辛いかもしれませんが応援しています。
頑張ってください。
Ｎさん
力強い応援メッセージを頂きありがとうございました。
Ｎさんは、当院に受診されて、片側の卵管の問題や子宮奇形（双角子宮）が発見されて、思うように正常な卵管からの排卵がおこらなかったり、いろんなストレスがありましたよね。
プレッシャーに押しつぶされそうな時、不安でいっぱいで崩れそうになられた時のＮさんを私達は今でもしっかりと覚えています。
でも、そんな苦しい状況をご夫婦で頑張って乗り越えられたからこそ、新しい家族を抱きしめる喜びも家族としての絆も、今、しっかりと実感されているのだと思います。
本当によく頑張られましたね。
私達はＮさんに妊娠できるチャンスをつかんで頂けるように、お手伝いしただけなんです。
頑張ったのはＮさんご自身、妊娠する力もＮさんご自身に備えられていたものなんです。
ですから、頑張った自分をしっかり褒めてあげてください。
そして、一人では頑張れなかった治療を支えてくれたご主人に感謝して、これからも家族の絆をしっかりと強めて、幸せに過ごしてくださいね。
治療中のみなさん
Ｎさんのメッセージを受けて、どう感じられますか？
辛いときは、メッセージも前向きに捉えることができないかもしれません。
でも、辛いときは「辛い」という自分に正直でいいんです。
辛い時は、泣いてもいいんです。
弱音を吐いてもいいんですよ。
他人の幸せを喜べないときは、喜ばなくてもいいんです。
そんな複雑な感情が生じるのが、この治療を受ける時の正常な心の状態なんですから。
どうか、頑張ってる自分に「やさしく」してあげてください。
頂いたメッセージへのコメント
不妊症看護認定看護師 西尾 京子
