「遺伝のはなし」では、前回から妊娠後の検査についてご紹介しています
今回はお母さんの血液でできる、赤ちゃんの検査についてお話しします
この検査は、一般に「母体血清マーカー検査」と呼ばれています。
雑誌やインターネットでは「クアトロテスト」や「トリプルテスト」といった商品名で書かれていることもあります。
これは、お母さんの血液中に含まれている数種類のホルモンの値を測定して、その値や年齢などから、赤ちゃんが3種類の病気をもっている可能性を調べる検査です。
血液検査だけで簡単に調べられるのでご利用いただきやすいのですが、検査結果はあくまで確率ですので、それをどう受け止めるかがポイントとなります。
検査を上手に活用していただくためには、検査のことをよく知っていただき、ご夫婦でしっかりとご相談いただくことが大切です。
検査は妊娠15-16週頃に実施していますので、ご興味のある方はお早めにご相談ください。
次回は、羊水を使っておこなう、赤ちゃんの検査についてお話ししたいと思います。
これらの検査については、栄養・遺伝セミナーでもご紹介していますので、ぜひご参加ください。
また、遺伝カウンセリングで個別にご相談いただくことも可能です。
ご希望の方はスタッフまでお声かけください
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