東尾久番外編 NO.9
阿部定事件
(荒川区西尾久2-7-8?)
尾久で起きた最も有名な事件といったら、阿部定事件。
昭和十一年五月十九日、荒川区尾久の三業地にあった待合「満佐喜」で、局部をすっぱり根もとから切り取られた四十代男性の死体が発見され、数日後に被害者の男性器を懐中に携行しながら逃走していた阿部定という三十代の女が逮捕されたという事件。
大島渚が監督して製作した「愛のコリーダ」が有名。
「満佐喜」は現在ないが、今も残る待合「いろは」の北側にあったらしい。
(満佐喜のあった場所は昔の待合「いろは」の右側の道の後ろにある建物あたりらしい)