自分が学生の頃学んだ日本史と、今の日本史との違いに戸惑いを感じていた私ですが、素晴らしい本を見つけました。
大人のための、「最も新しい日本史の教科書」というべき本かと思います。
ただし、この本は「古代」だけですが。
私は昨年、志度寺に伝わる縁起絵のお話から、藤原氏に興味を持ち、古代の豪族や古墳、仏教等々について手当たり次第に本を読んできました。
そうして少しずつ古代のことが分かりかけていたのですが、この本はまさに、私がこの一年、調べてきたことの「総まとめ」のような本でした。
だからと言って、いきなりこの本を読んでいたのでは理解できなかったでしょう。
個々に調べてある程度の知識があったから、「総まとめ」のようなこの本を理解できたのだと思います。
書名は「0から」となっていますが、けっして知識0の人には理解できない内容だと思います。
大人になって、勉強する必要などないのに、古代史に興味を持って、ある程度の知識のある「マニア」が、「あ、そうそうそういうことね」と、にやにや、ワクワクする本です。
志度図書館で借りている本ですが、買って、手元に置いておきたいです。
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