前回の問題、
この体積を求めるのは、小学生にはなかなか困難です。
ところが、ちょっと考え方を変えてみますと
この立体は、もともと別の立体があって、それを斜めに切ったものですから
切っていなかったら、もっと単純な立方体だったかもしれません。
そして、もともとのカタチが立方体で、斜めに切るときに
ちょうど体積が半分になったとしたら、切り落とされたもう一方の立体は?
ということで、切られる前の状態を想像してみますと
こんな、立体かもしれません。
これなら、上半分も 下半分も 同じ体積ですから
立方体の体積を計算して、半分にすれば 問題の立体の体積が分かります。
6×7×(7+12)÷2 で、 答えは 399㎤
初めて円の面積を求める方法を習ったとき
半円をギザギザに切って、上下2枚をぴったり合わせて
長方形にしてしまうというビックリ技がありました。
見方を変えると世界が変わる~
そんな気分になってしまう 創意工夫の解法でした。