自宅介護で最期を過ごしていた親父が遂に力尽きた。
お袋や兄妹に看取られ、静かに人生の幕を下ろした。
翌朝は白銀の世界となり、枕経を皮切りに今思うと
喪主としてのそれは慌ただしい時間の連続でした。
通夜当日は奇しくも親父の91歳の誕生日でした。
孫たちにより誕生日の花を手向けるセレモニーがあり、悲しくも心温まる一幕もありました。
おかげさまで周囲の人々に支えられ、葬儀も無事に終えることが
できました。それにしても、病院から自宅へ、そして懸命の介護を
経て、死にゆく親父の姿には感謝の気持ちしかありませんでした。
今回の経験から、老後・家族・医療・しきたり等についていろんな
思いを感ずるようになりました。