■9月11日、3年前の2月に撮った「Wダイヤモンド富士」。
ダイヤモンド富士は、富士山の山頂部と太陽が重なって生じる光学現象で、皆既日食の際の「ダイヤモンドリング」になぞらえ、太陽がダイヤモンドのように美しく見えるためこう呼ばれています。月が重なるパール富士とは対にして扱われいます
いつどこでも見られるわけではありません。また範囲も限られていますが、大雑把にいうと富士山頂から西側では日の出の時(昇るダイヤモンド)、東側では日没時(沈むダイヤモンド)に、気象などの条件がそろった時に同じ場所では年2回だけ見られる光景です。
陸上でこの光景が見られる北限は、富士山から北東に約191キロ離れた茨城県鉾田市の海岸付近だということです。
東京都の高尾山でも、冬至前後の数日間、美しいダイヤモンド富士を見ることができますが、人出はかなり多いと聞いています。なお、湖面などにダイヤモンド富士が映って二つ見える場合は「ダブルダイヤモンド」と呼ばれています。
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