雨は冷たい

藤崎台県営野球場（7月19日）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
文徳	0	1	1	0	0	0				2
九州学院	0	0	1	0	1	1				3
７回表二死、雨のため ノーゲーム ■投手 　文徳  　 植野    　九州学院   蓑田

藤崎台県営野球場（7月23日）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
文徳	0	4	0	0	0	0	0	0	1	5
九州学院	0	0	0	0	0	1	1	0	0	2
■投手　　 　　　　　　　　　　文徳　　　　 　　　 植野    　九州学院 　　　　　 　　　蓑田

文徳─九州学院、熊本県高校野球4回戦での出来事。
九州学院はあとアウトを1つ取りさえすれば雨天コールドで試合成立。
そのアウトを取るのを拒んだのは無情にも雨。。。

20日～22日、九州地方は記録的豪雨で3日連続で試合は流れた。
そして23日再試合。九州学院は負けた。。。
九州学院は史上初夏の大会3連覇したチームで熊本では強豪。
私は九州学院のOBでもないがやはり気の毒。
19日の試合では試合続行が不可能なくらいの大雨が降り出したらしい。
でもどうして7回2アウトから?どうして勝っているときに?

もっと早く試合を消化できていたら…
2ストライクと追い込んでから無駄なボール球を投げていなかったなら…
あの場面で余計なランナーを出していなかったなら…
九州学院の3年生の最後の夏の…想い出はいつの日も雨…

思いきり泣いて強く抱かれたいけれど
今の私は遠すぎるあなたが
雨は冷たいけど濡れていたいの
想い出も涙も流すから…

高校野球はずべてが全力投球でなきゃいけないのか?

試合成立狙い「故意の三振」　高校野球秋田大会

当然の作戦だと思いますがどうでしょうか?
あと1イニング消化すれば試合が成立するかもしれないのだから勝っているチームがスピードアップをはかるのは当然でしょう?
「雨天で試合が中止されることを恐れた故意の行為」って勝ってるチームで雨天中止を恐れないチームがありますか?しかも試合が成立する7回ですよ。
「最後まで全力を尽くすべき理念に反する」ってたとえば42キロのマラソンでも全力疾走する選手がいますか?
「相手チームに失礼」って12─1で実力差もあったのでは?
ただ欠けていたのは勝っているチームの選手の演技力かな?

勝てる試合を確実に勝つことは悪いことではないはずです。
日程が詰まっている高校野球。勝てる試合を流すことのほうが100倍怖い。

秋田の佐藤幸彦監督は「最後まで一生懸命やろうとしていたのに、負けた以上の屈辱だ。悔しい」と話していたそうだけど、ではどうすればいいの?
試合を流してあやよくば再試合でもしたかったの?それともミラクルビッグイニングでも信じてたの?
こんなバカ監督のコメント見たら負け際が悪すぎるとしか言いようのない。

プロ野球でも大差の試合ではピッチャーは打席に立つだけで打とうとするそぶりもない。
それでもわれわれは 「最後まで全力を尽くすべき理念に反する」とも「相手チームに失礼」とも思わない。当然でしょ?
早く終わらせる可能性があるときは早く終わらせたいでしょ?
何故高校野球だけきれいごとばかり言ってるんでしょうね。

なおこの本荘高校は昨日の決勝戦で秋田中央を2─1で破り優勝しました。
外野の雑音に負けずに優勝できたのは精神的にも実力的にも力が上だったからだと思います。
おめでとうございます。

横浜猛爆！！

横浜が8年ぶりに優勝。清峰に２１－０

1回戦		横浜	１－０	履正社
2回戦		横浜	７－６	八重山商工
準々決勝		横浜	１３－３	早実
準決勝		横浜	１２－４	岐阜城北
決勝		横浜	２１－０	清峰

こうして見ると1回戦と2回戦が1番厳しい試合でしたね。
なんか順番が逆みたい。
1回戦はたったの1点で守り勝ち。
2回戦は八重山の雑な攻めに助けられての逃げ切り勝ち。
準々決勝では2試合戦ったお疲れの早実と戦っての恵まれ勝ち。
準決勝では余裕の貫禄勝ち。
準々決勝からは点差がありすぎて横浜はエースを温存できたのが大きかったと思います。
清峰はPL学園と全力で戦って決勝では脚が残っていなかったようでしたね。
1回戦と2回戦が意外に苦労しての辛勝だったので私の知り合いでも横浜を強く押す人は少なかったようです。
でも1回戦と2回戦を苦労して勝ちあがったことがのちの優勝へとつながりました。
大一番ではやはり経験とブランドがものを言いますね。
それにしてもここまで差がつくか～～～？！

 

もうやめようよ

横浜が早稲田実破り、４強入り　準々決勝第２試合

早実のエース斉藤は３連投。
前々日１５回、前日９回、もう２４イニング投げている。
もう肩の貯金も使い果たしてしまってあとはもはや気力だけが頼りという状態。
横浜に序盤で６点リードされていた。
中盤に試合が決まってからまたエース斉藤の登場。

もうやめようよ。

肩は消耗品。
この時期に無理をしすぎると彼の将来が心配。

関西VS早稲田実

 
関西―早稲田実は延長１５回引き分け、再試合に

９回ウラ早稲田実は３点あったリードを追いつかれてなおもノーアウト満塁。
普通ならほぼサヨナラのケースなのにここから早稲田実のエース斉藤が驚異的な粘りを見せ７－７のまま延長戦に突入。
それまでのとってとられての７－７がうそのような関西、早稲田実の激闘。
延長にはいって気が引き締まったのか。
勝敗を抜きにして高校球児の後がないという必死のプレーに釘付けになっていた。

両校ともともにピンチとチャンスを繰り返しながら延長１５回のドラマはひとまず終わった。
神様は昨日のこの試合には勝者と敗者を作らなかった。

第７８回選抜高校野球大会開幕

WBCが終わってもう高校野球が始まりますね。
今年はどこが強いのでしょうか？
高校野球は監督の采配で決まります。
クリーンアップにバントばかりさせているチームは大量点が取れませんね。
足が早い人は走りまくればいいんです。
高校生の肩は弱いしスローイングも正確じゃないし。
高校野球はスクイズが多いですよね。
プロ野球ではほとんど見かけませんが。
速球ピッチャーはコントロールが悪くても結構行けますね。

ところでボブ・デービッドソンが審判をしたらどうなるんだろ？

明らかな誤審をしても誰も抗議しないのかな？