セイリョウノキセキ、オオタニノヒゲキ

☆星稜　9×ー8　小松大谷
☆勝利投手　岩下　
☆敗戦投手　木村

元中日エースと現日ハムエースの名前を足したような小松大谷高校。29年ぶりの甲子園出場はほぼ手中に入れてたはずなんですが、魔物さんの大暴れ。
大谷のエースは8回まで2安打ピッチング。9回に左ふくらはぎがつって降板、このときは胴上げ投手の権利は消滅したとしてもまさか勝利投手の権利が剥奪されようとは思ってはいなかったでしょうね。2番手ピッチャーは木村幸四郎投手。出番はないだろうと思ってたところの緊急登板。肩が出来てなかったにしても十分すぎる点差。胴上げ投手の権利ゲットのはずだったのに…。降り逃げ、ワイルドピッチ、ツーランホームラン、併殺取れずゲームセットならず…、9回裏にいろいろありすぎましたね。エースの山下投手はセンターへ移動してたのですが、再びマウンドに戻ったりは出来なかったのでしょうか。3番手はいなかったの？
星稜のエースは序盤に6失点、9回に思い出登板で再び呼び戻されて流れを変える(←結果的に)三者連続三振。これで行けるかもしれないと思ったと監督さんの後付けの美談。
いやあ。怖い。敗戦投手の両親とかどうするんだろ。本人の人生も狂うな。嫌だ。
星稜ナインはあきらめない気持ちが大切だとか学んだのかもしれませんが、大谷ナインは何があっても信用できないとか不安とか疑いとかを学んだのでしょうか。ああ。マイナス思考が加速して行く。嫌だあああ。

2014 プロ野球交流戦競走確定成績

第10回交流戦競走(交流G1)確定成績　■1着賞金3000万円


もう交流戦も終わって後半戦も始まっているんですけど(((^_^;)
ご存知の通り巨人が2回目の優勝。交流戦に入る直前の成績はもうひとつだったのですが、底力。それまで好調だった広島と阪神は思いがけず失速。そのころチーム状態がよかった広島さんはやはり交流戦は鬼門なんですかね。破竹の9連敗というのもありました。わがソフトバンクも最後の試合を勝てば優勝というところまで頑張りました。さすが交流専用ホース。

第10回交流戦競走払戻金


人気薄の日本ハムやオリックスが優勝したりと毎年波乱の交流戦。しかし、今年は1着から3着までを単勝の1番人気から3番人気までを占めるという順当な決着。
MVPは亀井さんですよ。

ルーズヴェルトゲームイン山梨

☆東海大甲府　9ー8　日本航空

確かに8回と9回で6点取っての逆転は素晴らしいですが、こういう劇的勝利だと天国のオヤジさんが後押してくださったとか最後まで諦めなかった結果だとか美化されてしまいがちです。劇的負けを喫した日本航空さんの気持ちが足りなかったとか余裕こいて手を抜いてたとか決してなかったと思います。どちらとも一生懸命やった結果。勝負は時の運。ただ日本航空さんの決勝戦でのこういう負け方ってしばらく尾を引きそうで高校球児や監督さんたちは眠れない日々が続きそうですね。トラウマになりそう。どうせ負けるのならサッカー日本代表のような負け方がある意味すっきり？



☆楽天　9ー8　西武

こちらは昨夜のプロ野球版ルーズヴェルトゲーム。同点スリーランだのスクイズ失敗だの草野球みたいなことやってます(((^^;)

思い出の新垣渚

天下無敵の暴投王、新垣渚投手がヤクルトへと旅立ちました。ホークスで12年間お疲れさまでした。ホークス黄金時期、日本シリーズとかで活躍した記憶はありませんね。失礼ながら暴投王のイメージしかない。確か何かの記録を持ってますよね。新垣さんは、なんたって松坂世代。同期には杉内、和田と同じ釜の飯を食った仲。斉藤和巳を入れて四本柱とか言われてたかな。ただその中でも破壊力ナンバー1だったのが新垣さん。元阪神の藤川、ヤクルトの館山もこの世代。この世代は怪我に泣かされてますね。全盛期にホークスを旅立った和田も幸せな道を歩いているとは思えない。
新垣さんはエースナンバー18番を背負った投手。同チームにいた杉内も和田も今では18番。何だかんだで18番って誰でも欲しがる数字なんですね。日本の現役選手で活躍してるのはカープの前田健太くらいしか思いつかない。ああ。新垣さんって当時の杉内や和田よりいい数字を背負ってたんですね。コントロール悪かったけど(((^^;)
新垣と杉内は知る人ぞ知る親戚関係。杉内は天下のジャイアンツに移籍して年俸でも差が出ちゃったけどね。頑張れ、新垣！

2014 プロ野球ペナントレース競走前半戦確定成績

今日からオールスター戦ですね。夢の対決などとは遠い過去のお話。
前半戦のここまでの結果をリーグ別に分けてみます。そしてこのままで確定したら…ということで払戻金を出してみます。

パリーグ前半戦確定成績


パリーグ競走前半戦払戻金


なんと最低人気のオリックスが前半戦最後の試合で本命馬ソフトバンクを半ゲーム差し切り。今でこそ、金子、西の二枚看板でとかプロ野球解説者は言ってるけど、開幕前予想では誰も1位予想なし、Aクラス予想さえ少ない。本命SBが独走しきれてないため波乱。現在上位3チームはすべて昨年Bクラスチーム。昨年日本一チームの楽天が単勝2番人気で最下位。絶対的エースマー君の抜けた穴はとてつもなく大きかった。それを埋めるはずの則本、期待されたルーキー松井も期待以下。西武もどたばたしててAクラス常連チームが苦しんでる。

セリーグ前半戦確定成績


セリーグ競走前半戦払戻金


交流戦前までやや出遅れたものの大本命の巨人は無難に首位。地力は確かなだけに昨年同様ここから着差を広げるか。2着争いを制したのが阪神。ただ恒例の死のロードで失速するのは風物詩なのでどこまで巨人に食らいついていけるか。交流戦まで絶好調だった広島は今までが出来すぎだったのか失速気味。大瀬良の福井化が怖い。永川劇場も再燃化。セリーグは1着から6着まですべて人気通り＝昨年の順位通り、ということで極めて順当。頭がしっかりしてるだけに今後も波乱は考えにくい。

前半戦最後の試合は大敗でした

☆ロッテ　13ー0　ソフトバンク
☆勝利投手　古谷　6勝2敗
☆敗戦投手　帆足　6勝1敗

前半戦最後の試合は豪快な完封負け。2回に一挙9点(((^^;)
ゲソ科のタコ足さんって意外や意外、なんと今シーズン初黒星だったんですね。だからって今まで安定感があったわけでなくのらりくらりと投げてきたわけで負けるときはこんな感じですね。相手ピッチャーが先発しかやらねーよのエース涌井ならこんな展開にはならなかっただろうに。
ツキだけで勝ち星を重ねてた中田の賢ちゃんもいよいよメッキがはがれてきて、エースとか言われてる摂津くんもここ一番の試合にはやられそうな予感。パリーグはどこのチームも絶対的エースがいるわけでもないですしね。ただ日本ハムの大谷の成長力はすごい。うちも次世代エースがほしいな。

ワールドカップは日本でもなくてブラジルでもなくてドイツ

↑ワールドカップが始まる前のスポーツ新聞。
優勝の赤い文字が懐かしい。
そんなことがありましたねって感じ。



優勝はドイツでした。単勝3番人気ドイツと単勝2番人気アルゼンチンとの決勝戦。大きな波乱はなかった今大会でした。確定払戻金はのちほど。
MVPはアルゼンチンのメッセさん。野球のように優勝チームから選ばれるわけではないのですね。

同じ失敗はしないSBと何度も同じ失敗を繰り返すCD

☆ソフトバンク　5ー1　楽天
☆勝利投手　東浜　2勝0敗
☆敗戦投手　美馬　2勝8敗

昨年日本シリーズMVPの美くしいお馬さんはすでに8敗もしちゃってるんですね。わが軍は前日3点リードの9回、セーブ失敗のないサファテさんがまさかの5失点で逆転される嫌な流れ。そういうときは終盤また劇場アゲインがあったりもするのですが、8回に突き放して無事終了。オリックスが負けたためにようやく首位なんですね。2位以下が離れてるもんでヒーローインタビューで「優勝目指して頑張ります」と言えるのは2チームだけみたい。東浜ってそんなにいいか？大谷と同期なんですよね。それだけ。

☆巨人　3ー1　中日
☆勝利投手　沢村　1勝0敗
☆敗戦投手　濱田　4勝1敗

濱田投手、かわいそすぎる。援護は自らのタイムリー1点のみ。同点の8回2アウトから交替。そのピッチャーとは先日1イニング3連続死球の記録を作成した防御率8点台の田島。恐ろしい継投。19歳の濱田さんに黒星を付けるために登板させたとしか思えない谷繁のバカ采配。ノーコン田島だから坂本四球→高橋由伸タイムリーは当然の結末。残したランナーはすべて帰してしまうお約束。毎試合継投ミスをする中日は浮上しないまま失速でいいでしょう。