ソフトバンクホークスが下克上するような時代が訪れるとは...

開幕前はダントツの1番人気だったわが軍なんですが、レギュラーシーズンでは連対確保の2位だったんです。西武は3番人気で単勝880円、馬連280円、馬単1070円(後日発表)
csではどっちが1位のチームかわからないかのような楽勝。ソフトバンクホークスはたった一つ負けただけでした。初戦を取れたのが大きかったですね。初戦は菊池遊星でsbにとっては大のお得意様だからまず勝てるだろうとは思っていました。西武の監督の辻さんもそんなことくらいデータ上わかっていたんでしょうけど、わが軍は大好物の菊池さんでもとりあえずエースと言われてる投手であるから初戦を任せるしかなかったのでしょう。辻監督は責められません。西武は流れに乗れないまま終わってしまったみたいですね。レギュラーシーズンではわが軍は負けてしまいましたが、潜在能力では上、cs、日本シリーズなどの短期決戦の経験も豊富、そういった差が出たのではないでしょうか。辻監督の涙は感動的でしたが、こんなはずではなかったと思う。戦力が落ちそうな来年は今年以上は厳しく試金石となりそう。
さて、クライマックスシリーズと名前を変えた前パリーグプレーオフ。わが軍にはちっともいい思い出がありませんでした。辛い悲しい忌まわしい過去です。2004年プレーオフ元年は2位西武が優勝、2005年は2位ロッテが優勝。



上の表示を見てください。わが軍は勝利数、勝率とも1位なのに優勝さえも認めてもらえない不遇の時代でした。130試合を戦ってもプレーオフの5試合で優勝チームを決めるという強いチームにとっては試練の時代。しかも今のように1勝のアドバンテージもない時代。ペナントレースを独走していても何の意味もない時代。最後の5試合に勝ち越さなければ優勝とは認められなかったのです。2004年は西武が2位なのに優勝。今はcsで惨敗しても優勝は認めてくれるからましですよね。わが軍は本来なら2003年から3連覇のはずなのにパリーグ覇者としての名前さえ表記されるのも許されなかった時代です。1位と2位のゲーム差がマイナス4.5という不条理なゲーム差。悲惨でしたね。csの恩恵を最大限に受けてるのが千葉ロッテ。この制度がなければ44年リーグ優勝なし(当然日本一も)となって12球団ではもっとも優勝から遠ざかってる球団となるはずです。だから千葉ロッテはラッキー。
こんなドタバタの時代を通り過ぎての2位からの日本シリーズ出場なので感慨深いものがあります。西武さんの悲しい気持ちもわかります。でも松坂がいた2004年にいい思いをしてるからいいでしょう。こんなこともあるのよ。わが軍は3回1位でやられてますから(うち2回は千葉ロッテ)。だから今回はごめんなさい。日本シリーズは力の違いを見せつけて高確率で優勝できると思ってますから^^。