おはようです。今日から3月だぁ今から本格的に仕事が忙しくなります・・・
『1月は一時・二月は逃げる・三月はサッと』と旅行業界では、言われていまして・・・ほんとにあっという間に3月になってしまいましたね
今日は土曜日ということもあり至って暇だろう・・・・。
ちなみに今日のデスク・・・(今日は散らかってないほうかな・・・)
最近は本業の旅行業(添乗員)より地域の商工会青年部の行事が優先となっています
今月は、次年度年間計画などで全国各地の青年部の会員たちは大変じゃないですかね。特に合併したところは・・自分たちも旧具志川市・旧石川市・旧勝連町・旧与那城町が合併して『うるま市』になったので、その時の集まりといったら大変でしたよ。
さて、いよいよ、自分にとっては添乗シーズン到来って感じです。といっても、他の旅行業(特に大手)が行っている募集型(旅行を企画して新聞等で募集・集客する)ツアーに同行する添乗員とは違います。ちょっとここでお話しましょう・・・
募集型の添乗員は国内・海外共に『担当したツアーの日程期間を安全・また楽しく観光が出来るようにする』のがほとんどだと思います。お客さんが旅行終了後、アフターケアというのは添乗員がやるのはおそらく少ないと思います。大体、旅行の最終日に添乗員が『今回のアンケートをお配りします』といってアンケートをお客さんに書かせるのがほとんどでしょう・・・・。なぜ??大手の添乗員のほとんどは派遣の添乗員だから、アフターケアの必要がないのです。派遣の添乗員は『添乗員業務』が主なので、担当したツアーが終了後、専属の旅行会社に精算・報告(添乗員日報等)したら終了なのです。このアンケートは大手の旅行会社が回収して各項目の『評価』を集計するのですが、ほとんど『添乗員の評価・乗務員の評価』しか見ません・・・。食事やホテルの評価で『不満』があったとしてもそれは『ごく一部』として判断するだけ・・・。この『添乗員の評価』が旅行会社にいい印象を与えられたらこの添乗員のいる派遣会社の評価も上がるのです。
なぜ?ホテルや食事の不満があっても『ごく一部』としてしが考えないのか?その答えは『旅費』にあります。募集型のツアー旅費はかなり安いです。例えば『大満足の~~~の沖縄3日間 お一人様¥29,800~』という感じです。安いというメリットがあればそれとは逆のデメリットも結構あるという事です。デメリットの中に、主催が『旅行会社』なので、旅行の観光コースの変更は事件・事故がない限り基本的に出来ません。コースは決まっていて、必ず見学・観光しないといけないのです。しかも、お土産店などのショッピングにも立ち寄りが必ずあります。結果、行程はかなり忙しいです。ゆっくり見学している暇がないのですから・・・。おそらく参加した人はわかることでしょう。
自分のいる小さい旅行会社の場合は、特に地域密着型といいまして、仲間同志・家族・知人の団体だけの旅行を主に担当しています。旅費も募集型のツアーとは違い、少し高めです。ただ、主催が旅行会社ではなく、あくまでも“お客様”と一緒に考えてツアーを『手配』していくので、旅費も上がります。ホテルや食事メニューも一緒に決めます。また、事前の打ち合わせや日程調整・食事制限(アレルギー等)の確認・病気とかを把握しとかないといけません。旅行が催行するために(①営業②コースの選定③打ち合わせ④旅費の協議)細かくしないといけません。また、ツアー中は必ず一緒に食事をし、夕食後の2次会もあれば同行することもあります。派遣の添乗員となると、食事の場合、ほとんどが乗務員と一緒に食べます。(食事が違うので・・・それ以外にも理由はあるが・・)
地域密着型で手配旅行というのは基本的に料金は決まっていません。決めるのはお客様なのです。この旅費に対していかに付加価値をつけ、満足できるかをやるのが手配旅行の添乗員の役目ですあります。また、自分の中では『添乗こそ最大の営業』と思っています。添乗中に次の旅行の打ち合わせをするのです。旅行期間中一緒にいるのですから・・・。旅行終了後は自分自身で参加したお客様に会いに行きます。それが自分での『足のアンケート』です。少しでも不満があると次はありません。だからこそ妥協が出来ないのです。
実はもともと自分も派遣添乗員の出身です。派遣は派遣の厳しさがあります。ただ、本気で旅行業を目指していくのであれば、一度外に出てみるのもいいと思います。