久しぶりになまこをいただいたので、なまこ酢を作ってみた。
漁師さんが持ってきてくれたのは小ぶりの赤なまこ。
「こまいほうがやおいけんなぁ」と。
お気遣いありがとうございます。
小さい方が柔らかくて美味しいからね、っちゅうことです。
以前はこれでもかというほどいただいていて、それこそナマコ屋を開けるほどでしたが
今年はこれが初めて。
久しぶりに開きまーす。
こちら側が裏に当たります。
なまこはちょっと滑りやすいので、まな板の上にペーパータオルを引いてその上で切ると
ラクチンですよ。
水気を切ってから大根おろしと一緒に三杯酢で合わせます。
我が家では海士に来た時からこの本を参考になまこ酢を作っています。
表紙を見ると2008年発行ですね。
海士町の郷土料理の作り方をまとめた本で、とても参考になります。
しかも、WEBで公開されていますのでどなたでも見ることができます。
海士町では節分になまこを食べることなどが書かれていますね。
郷土料理って、もともとその土地に潤沢にあるものが材料になっていることが多いですね。
たくさんあるからおすそ分けするし、たくさんもらうから食べ方を工夫する。
それがいつしか、郷土料理になるというわけです。
はたしていつまでこの島でなまこが食べられるでしょうか。
このおいしさを知っている人は、きっと食べ続けていくことでしょうね。
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