Garakuta box

何でもかんでも詰め込んで

少年と犬📚 雨の庭

2020-10-24 09:19:39 | 
一時 12℃ 8℃


いよいよ寒くなってきました



今朝 虹をみました いつぶりかしら?



直ぐに消えてしまいました




昨日は一日雨







本を読んでいました



少年と犬 第163回直木賞受賞作




犬の名前は『多聞』

5人の飼い主を経て 運命のきずなで結ばれている少年のもとへと

不思議な力により導かれてたどり着く


多聞の最初の飼い主は

あの大震災の時に津波に流され亡くなっている

震災から半年もたったころ

コンビニでパンとコーヒーを買った時 駐車場の隅でじっとしている一匹の犬に目が留まる

飼い主もないらしくこのままだと保健所に連れていかれるかもと

心が動く 

首輪には 多聞と書かれている

青年は見過ごすわけにいかず「乗れよ」と声をかけ自分の車に招き入れる


そして一人目の飼い主に・・・

その後この青年も事故により亡くなってしまう


そして 二人目 三人目 四人目 五人目と飼い主が変わりながら(その都度名前も変わる)

それぞれの飼い主に助けられ

その時々の飼い主に寄り添いその心に安らぎを与え、

5年という歳月を経て

遥か岩手県釜石から熊本の少年のもとへとたどり着く




窓をつたう雨を眺めながら読み終えました


読みやすくスラスラと読めましたがとってもいい本だと思いましたよ。

犬好きのワタシはますます犬が好きになりました。。。