6月15日(土) 「エリザベート~愛と哀しみの皇紀」
"バイエルンのバラ"と謳われた絶世の美女オーストリア皇妃エリザベート(愛称シシー)。没後百年以上たつが、その人気は揺るがない。美しさへの追求とあくなき自由を求めたその人間的な生き方が共感を呼び、TV、映画、舞台、小説、マンガなどの中で今も艶やかに生きている。 もしもイケメンの死神が皇后を誘惑したら…という奇抜な発想で生まれたのがウィーン・ミュージカル「エリザベート」。死神とエリザベートの幻想的な愛が評判を呼びロングランとなっている。それを再構成して上演されたのが宝塚版の「エリザベート」。男役が主役の宝塚版では、男性の死神を主役にドラマが作り直され大人気となる。そしてウィーン・ミュージカルの日本版ともいえる東宝版の「エリザベート」。再演が続く人気の舞台である。それら人気の舞台作品では、エリザベートが暗殺されるまでの人生がシンボリックに描かれている。
一方、「エリザベート~愛と哀しみの皇妃」は、エリザベートが皇帝ヨーゼフと恋に落ち、結婚し、オーストリア皇妃となり、やがてオーストリア=ハンガリー二重帝国の皇妃となるまでを、史実に沿って丁寧かつダイナミックに描く。ミュージカルでは描かれていないハンガリー貴族アンドルーシとのほのかな恋や、皇帝ヨーゼフの弟マクシミリアンとの友情などもドラマチックに描かれ、物語に彩りを添えている。
制作費1100万ユーロ、ミニTVドラマを超えたウィーンのシェーンブルク宮殿、ニーダーエスタライヒ州のエッカートザウ城、シュタイアーマルク地方にあるブルンゼー城、etc‥‥実在の名所で繰り広げられる美しくもはかない皇紀の物語。(SPO海ドラサイトより)
たまたまレンタル店で見つけました。タイトルで見たくなった。その日の午後に一気に見ました。その昔、ルキノ・ヴィスコンティ監督の「ルドヴィッヒ」を見てからバイエルンやオーストリアの歴史に興味を持った。この映画では、シシー役はロミー・シュナイダーでした。人物的には、ルドヴィッヒ、ワーグナーとその妻コジマ、エリザベート‥‥。下の3枚は、シャン・デ・カール著とジョージ・R・マレック著の歴史書です。画像が見つからなかったので、本を探してスキャナーで取り込んでみました。
上の右の画像は、「エリザベート」(サブタイトルがロミー・シュナイダーのプリンセス・シシーとなっている)という映画。
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