やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

映画1702

2017-03-25 | 映画

3月16日(木)          「戦場のメロディ」

    

 朝鮮戦争時に、戦地や軍の病院などへの慰問を行っていた実在の児童合唱団から着想を得たドラマ。激戦が繰り広げられていた1952年を舞台に、児童合唱団を結成し、指導に励む青年少尉と子供たちの絆が描かれる。監督はイ・ハン。人気ボーイズグループZE:Aのメンバーでもあるシワンが主演を務め、その脇をコ・アソンやパク・スヨンらが固める。4か月にも及ぶ特訓を経た子役たちによる美しいハーモニーが、より感動を盛り上げる。

 当作品は、渡辺はま子を主軸に据え、フィリピンのモンテンルパにある刑務所に収容された戦犯死刑囚の様子と日本の渡辺の戦犯慰問の様子、双方の葛藤を描いたドラマである。また、1952年(昭和27年)6月に渡辺はま子、宇津美清が歌い大ヒットとなった楽曲「ああモンテンルパの夜は更けて」の誕生話でもある日本映画と勘違いしそう。



3月16日(木)          「ベストセラー 編集者パーキンスに捧ぐ」

    

 コリン・ファースとジュード・ロウの主演で、1920年代にアメリカ文学の名作を数多く手がけた実在の編集者と37歳で生涯を閉じた小説家の人生と友情を描く。アーネスト・ヘミングウェイら世界的な作家を見出した編集者マックスウェル・パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれた。その才能を見抜いたパーキンズはウルフを父親のように支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーへと導く。更なる大作に取り組んだ2人は、昼夜を問わず執筆に没頭し第2作を完成させるが、ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへと旅立ってしまう。パーキンズ役をファース、ウルフ役をロウが演じ、ガイ・ピアース、ドミニク・ウェスト、ニコール・キッドマン、ローラ・リニーが脇を固める。監督は長編映画初監督となるマイケル・グランデージ。



3月23日(木)          「奇蹟がくれた数式」

    

 スラムドッグ$ミリオネア』」デヴ・パテルとジェレミー・アイアンズが共演を果たした実録劇。アインシュタインと並ぶ天才と呼ばれたインド人シュリニヴァーサ・ラマヌジャンとイギリス人数学者G・H・ハーディの友情と、二人が数学界に残した軌跡を見つめる知的好奇心をくすぐる数学史秘話に加え、ロケが敢行されたケンブリッジ大学の荘厳な構内に注目。 



3月24日(金)          「ストリート・オーケストラ」

    

 ブラジルのスラム街の子どもたちによって結成されたクラシック楽団「エリオポリス交響楽団」誕生の実話を映画化。バイオリニストのラエルチは、憧れのサンパウロ交響楽団のオーディションに落ち、生活のためにスラム街の学校で音楽教師の仕事に就く。ある日、ギャングに襲われたラエルチは、ギャングを前にバイオリン演奏を披露し、その演奏に感動をしたギャングはラエルチへの銃口をおろす。そのエピソードを聞き、暴力以外にも人を変える力があることを知った子どもたちは音楽が与える喜びを実感し、失意にあったラエルチも情熱を取り戻す。そんな矢先、校長から次の演奏会で最高の演奏ができなければ、学校の存続が難しいという現実を告げられてしまう。


 最初の2作品の新作案内に後の2作品があった。いずれも実在した人達の話で説得力もある。「奇蹟がくれた数式」のラフマジャンは凄かったし、エンディングの数学界のその後なども興味深かった。

 



   


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