やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

映画2018

2018-12-22 | 映画

6月19日(火)          羊と鋼の森』

        原作本は読んでいたので是非とも観たいと思っていた作品

    外村は、高校2年の2学期のある日の放課後、体育館に置かれているグランドピアノを調律師が調律するのを偶然目の当たりにする。そのことがきっかけとなり、外村は生まれてはじめて北海道を出て、本州にある調律師養成のための専門学校で2年間、調律の技術を学んだ。そして、北海道に戻り、江藤楽器という楽器店に就職する。入社して5か月が過ぎた秋のある日、ふたごの姉妹の住む家で柳が行う調律に同行する。入社2年目のある日、板鳥が行う一流ピアニストのコンサートの調律に同行する。


6月21日(木)          『万引き家族』

  

 是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。2018年・第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる、最高賞のパルムドールを受賞した。東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林。


10月2日(火)          『散り椿』

     散り椿*

   *正式名称=五色八重散り椿 花弁が一片一片散っていく 一木に白から紅まで様々に咲き分け艶やかである

  武士の瓜生新兵衛は、妻であると地蔵院に身を寄せていた。病気を患う篠は散り椿を眺めながら、故郷の散り椿がもう一度見たいと呟くがその願いは叶う事は無かった。篠は亡くなる直前、自分が死んだあと夫に故郷に戻ってほしいと頼み、妻の言う通り故郷の扇野藩に戻る。18年前、新兵衛は藩の不祥事を追及し故郷を逐われた過去があったためそれはとても過酷なものだった。藩では、事件の巻き添えで亡くなった者もいたが、栄進した者もいた。新兵衛の帰郷により藩内では再び抗争が巻き起こり、友人だった榊原采女と新兵衛は対決することとなる。そして過去の事件の真相や篠が託した言葉の本意を突き止めていく。

 好きな作家の一人でこの作品も読んでいた。映像も素晴らしく良かった。


11月23日(金)          「ローズ家の秘密の頁」

   

 取り壊しが決まった聖マラキ病院。転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医スティーヴン・グリーンは、病院で40年間もの長い時間を過ごしてきたローズ・F・クリアを看ることになる。彼女は、自分の赤ん坊を殺した罪を背負っていた。しかしローズは、その罪を否認し続け、自身を本名とは別の「ローズ・マクナリティ」と名乗り続けていた。グリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ―。


11月23日(金)          「グッバイ・クリストファー・ロビン」

            実話

 A・A・ミルンによる名作童話「くまのプーさん」の誕生秘話をサイモン・カーティス監督ドーナル・グリーソン主演で描いた伝記ドラマ。共演にマーゴット・ロビー。作家のアラン・ミルンは、第1次世界大戦からの帰還後にPTSDに悩まされるようになる。そんな彼と妻ダフネの間に息子が誕生し、クリストファー・ロビンと名付けられる。アランは静養のためロンドンから田舎町へ移住するが、ダフネは何も書こうとしない彼に愛想を尽かして家を出て行き、アランとクリストファー・ロビンは2人きりで暮らすことに。クリストファー・ロビンとの散歩中にぬいぐるみを使って創り出したキャラクターたちを基に構想を練り上げたアランは、新作「くまのプーさん」を発表。作品は予想を遥かに超える人気を呼び、ミルン家は一気に世間の注目を集めることになるが……

 本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2018年10月3日にDVDがされた。


11月28日(水)          「君はひとりじゃない」

  

 最愛の人を失った深い悲しみを抱えたまま、互いに心を通わすことも出来なくなった父と娘が、霊と交信できる風変わりなセラピストの存在によって自らの心の傷と向き合い再生していく姿を、オフビートなタッチで描いたポーランド製異色コメディ・ドラマ。

 検察官のヤヌシュは妻を亡くして以来、どんな凄惨な死体と対面しても何も感じないなど、すっかり心が麻痺してしまっていた。一方、娘のオルガも母の喪失から立ち直れず、摂食障害を患い、心を閉ざしてしまっていた。ヤヌシュはやせ細っていく娘を前にどう接していいか分からず、途方に暮れていた。ある時、トイレで倒れているオルガを発見したヤヌシュは、ついに彼女を精神病院へ入院させる。するとそこで、セラピストのアンナと出会う。独自の方法でオルガたち患者のリハビリを行い成果を挙げているアンナだったが、一方で、霊と交信できるという特殊な能力も持っていた。やがてアンナから亡き妻との交信を持ちかけられるヤヌシュだったが…。


11月29日(木)          「シャイン」

     実話

 メルボルンに生まれたデイヴィッドは、厳格な父親の元、ピアニストになるべく英才教育を受けていた。才能を発揮し、天才少年と呼ばれた彼は、アメリカ留学の話を薦められるが、父親が経済的な理由と、自分から離れていく事をよしとせず断ってしまう。しかし、コンクールでの演奏が評価され、イギリスの王立音楽院に奨学金で留学する話が持ち上がると、父親の反対受けながら、家を飛び出す形でロンドンに渡る。ロンドンでピアノに打ち込むデイヴィッドは、コンクールで難関であるセルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番に挑戦し、見事に弾いたものの、その後精神に異常をきたし始める。地元に戻り精神病院に入り、一進一退が続くが、療養所の女性に引き取られて退院し、ある日バーでピアノを弾き始め、それが新聞で話題に上り、再び演奏家の道を歩もうとし始める。


12月9日(日)          「ショコラ 君がいて、僕がいる」

       *1

 リュミエール兄弟の映画にも出演した伝説の芸人コンビで、フランス初の黒人芸人と、彼を支え続けた相方の白人芸人の半生を描いたドラマ。「最強のふたり」で黒人として初めてセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したオマール・シーが主人公の黒人芸人ショコラを、チャールズ・チャップリンの実孫であるジェームス・ティエレが、相方のフティットを演じた。

 1897年、フランス北部の小さなサーカスで出会い、コンビを組み人気を博した白人芸人フティットと黒人芸人ショコラ。パリの名門サーカスの専属となった2人は名声を手にするが、人種差別の世間の偏見がショコラの前に立ちはだかる。その現実から逃れるかのように、ショコラはギャンブルに溺れていく。彼の才能を信じる相方のフティットは、ショコラを支え続けていく。

 ジェラール・ノワリエル著「ショコラ 歴史から消し去られた黒人芸人数奇な生涯」は数年前に読んでいた。(*1)

 

12月11日(火)          「はじまりの街」

  

 イバーノ・デ・マッテオ監督が、家族という題材を通して社会の現状を映し出していく人間ドラマ。主演はバレリア・ゴリノ。アンナと12歳の息子バレリオはスーツケース1つを提げ、ローマから親友カルラが暮らすトリノの街へと移り住む。夫のDVから逃れ、見知らぬ土地で新たな生活を切り開くため仕事探しに焦るアンナと、ひとりで寂しい時間を過ごす息子バレリオとの溝は深まっていった。どんな逆境にもめげることのない母、そして健気な息子、そんな2人を陽気なカルラ、近所のビストロオーナーがあたたかく見守っていく。


12月13日(木)            「人生はシネマティック」

  

 第2次世界大戦中のロンドン。コピーライターの秘書として働くカトリン(ジェマ・アータートン)の書いたコピーが評価され、映画の脚本陣に加わることになる。テーマは、ダンケルクの戦いでナチスドイツ軍から兵士を救った双子の姉妹の感動秘話。ところが、ベテラン俳優のわがままや政府と軍部の検閲などのトラブルが発生し、そのたびに脚本を書き直すことになる。




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