やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

7月から観た映画5本

2014-08-23 | 映画

7月3日(日)      「少女は自転車にのって」

  

  厳格な宗教戒律によって女性の行動が制限されているサウジアラビアを舞台に、自転車に乗る夢をかなえるため奮闘する少女の姿を描いた感動作。自転車を手に入れるためコーラン暗唱大会に挑む少女の視点を通し、因習を重んじるイスラム社会で女性が置かれた不条理な現実を浮き彫りにする。サウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールが全て国内で撮影した同国初の長編作で、ベネチア国際映画祭をはじめ世界各地の映画祭で絶賛された。

 

8月4日(月)      「鉄くず拾いの物語」

  

  『ノー・マンズ・ランド』などで知られるダニス・タノヴィッチ監督が、ロマ族の一家の実話を基に描く感動作。ボスニア・ヘルツェゴビナを舞台に、緊急掻爬(そうは)手術が必要にもかかわらず、保険証がなく高額の治療費が払えないために手術を拒否される家族の苦難をドキュメンタリータッチで描き出す。出演者は実際その当事者であるナジフ・ムジチとセナダ・アリマノヴィッチ。第63回ベルリン国際映画祭で3冠に輝いた、真実の物語に心揺さぶられる。

 

8月7日(木)      「バックコーラスの歌姫たち」

  

 数々のミュージシャンを陰で支えてきたバックシンガーの、知られざる成功と挫折を描いた珠玉の音楽ドキュメンタリー。多くのミュージシャンの楽曲に彩りを添える輝かしい才能を持ち、実力がありながらもソロでは苦渋を味わうなど、バックシンガーとして生きる彼女たちの波乱に満ちた人生に迫る。ダーレン・ラヴやメリー・クレイトンなどのシンガーのほかミック・ジャガーらもインタビューに登場、デヴィッド・ボウイのリハーサル風景など貴重なアーカイブも公開される。バックシンガーたちの迫力ある歌声と、彼女たちが語る歌への情熱に心を揺さぶられる。

 

8月17日(日)     「はじまりは5つ星ホテルから」

  

  ローマ在住の独身女性イレーネ(マルゲリータ・ブイ)は、高級ホテルの覆面調査員。素性を隠して世界各国の5つ星ホテルに滞在しては、サービスの徹底度を事細かくチェックしていた。スイスのグシュタード・パレスホテル、ドイツのホテル・アドロン・ケンピンスキー、中国のザ・プリホテルなどに宿泊しながら、自由気ままな人生で誰もがうらやむ仕事をしていると固く信じていたイレーネ。しかし、ある出来事をきっかけに、仕事、家族、愛、友情といったさまざまなものを見つめ直すようになる。

 

 

 



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