オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

タイヤに空気を入れましょう

2017-10-25 22:12:19 | うんちく・小ネタ

こんにちは

相変わらずブログ難民な店長です。
「ネタっネタっ」と日々考えながら作業に勤しむ毎日です。

当店はスポーツバイクをメインに扱う「町の自転車屋さん」なので、基本的に一般車いわゆるママチャリは
置いておりません。
しかし宇多津町では目立った場所で一般車を扱うお店が見当たらないせいか、
当店に一般車修理のご依頼が良くあります。
基本お人よしの店長、このまま帰って貰うのも可愛そうですし、
わが師からのお言葉「一般車をまともに修理できない人間にはスポーツ車の修理も出来ない」と言う教えを
律儀に守っており、技術を錆びつかせないためにも一般車の修理を請け負っています。
通学車を1シーズン200台以上組み立て鍛えた腕がダイナビ―のように唸りをあげます。
と言うわけで今日は一般車修理ラッシュ(パンク修理)でした。
修理中に特に気になった事があります。
それは・・・
空気を入れていない方が沢山いらっしゃる事です
また、空気が自然と徐々に抜けていく事を知らない方が多いようです。
空気が少ない状態で乗り続けると、まず「リム打ちパンク」しやすくなります。
※リム打ちパンクとは段差などでタイヤに大きな衝撃がかかると車輪(リム)でチューブを
地面で挟み込んで切ってしまうパンクです。蛇が噛んだような跡が残るので別名「スネークバイト」といいます。
そしてタイヤのサイドウォールがたわんだ状態で負荷がかかるので、サイドのひび割れが促進されます。
その他に・・・
パンクしたまま乗り続けている方も沢山いらっしゃる事です
パンクしたまま乗り続けるとタイヤの中でチューブがどんどん引っ張られて「びよ~ん」と
長く伸びて行きます。
長く伸びたチューブは次第にバルブ位置に集まっていき塊になります。
その際に異物が残ったままだと、そこらじゅうに穴をあけてチューブをダメにしてしまいます
異物が残っていなくてもチューブは消しゴムのように磨り減っていき薄くなり、自然と穴が開きやすくなります。
今回は一般車で例えましたがロードバイクでも同じことが言えますよ。
(空気の無いまま乗るとロードの場合タイヤ、チューブだけでなくホイールリムも削れてしまいます
皆さん定期的に適正値まで空気を入れて快適な自転車ライフを送りましょうね~

コメント
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