オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

四万十川ウルトラマラソンに行って来ました!

2019-10-21 15:58:38 | ウルトラマラソン完走を目指します!

こんにちは

19日、20日はお休みをいただいて「四万十川ウルトラマラソン」に参加してきました
私共の商売は、土日が稼ぎ時なのでお休みするのは非常に痛いのです
じゃあ何故いくのか
「そこに越えるべき壁があるから」とか、カッコ良さげなことを言って見ますが
ただ単に「楽しそうだから
「非日常を体験する事で人生が豊かになる」私はそう信じています


そんな私の戯言に乗せられて「人生の師」KJ谷さんが参戦してくださいました
当初は「いやよ、いやよ」と言っていましたが、流石は不屈のアスリート
腹をくくりました
ちなみにKJ谷さん還暦を迎えたばかり、還暦の記念となるでしょうか
(還暦おめでとうございます

今回も車中泊
車内で前夜に準備を済ませます。
寝る前に家内に電話をします
電話口で息子が「お父しゃん、がんばれ~」と言ってくれます
元気百倍でございます
そして20時に就寝


寝つきが悪い店長ですが、この日は珍しく快眠
深夜3時に自然と目が覚めました
前に参加した「奥出雲ウルトラ」は駐車場が真っ暗で準備に手間取りましたが
ここは3時に照明が照らされ、準備も滞りなく進みました
軽量化も済ませシャトルバスで会場に向かいます


スタートゲートを横目に集合場所へ向かいます


勇ましい太鼓の音にテンションアゲアゲ


会場にはすでにたくさんの人が


開会式が行われます
選手宣誓は今回最高齢の79歳の男性、初めてのウルトラマラソンだそうです


そしていよいよスタート
この日の最高気温は27度の予想
前日のお昼には未だにセミが鳴いていました。
流石は南国、高知県
暑い一日になりそうです


真っ暗な中、10キロの道のりを走ります
沿道にはたくさんの地元の方が応援に出ています。
5キロ地点で「ゴールはすぐそこだ頑張れ」との掛け声も(笑)
まだそんな冗談に笑う余裕もあります
10キロ走ると次は山を登ります
確か、獲得高度が600mで10キロの道のり
日陰が多く涼しいです
ここで店長にアクシデント
突然のOPP、しかも2回
15分~20分タイムロスしてしまいます。
これがのちに大きく影響する事に


山中はKJ谷さんと談笑しながら走ります
10キロ登った後は約10キロの下り
脚にダメージを溜めない様にペースをコントロールしながら走ります
しばらくすると14時間のペースランナーに追いつかれます
ペースランナーに後れを取ると完走できないので、ここでKJ谷さんに別れを告げペースアップ
ペースランナーとのリードを取りにかかりますが、ペースランナーちょっと速すぎない
なかなか引き離せません


山を下った後は、川沿いに走ります
木陰のない所は暑い・・・
セミが鳴いているし


ご当地ゆるきゃら
暑い中、ご苦労様です


ようやく半分の50キロ
結構しんどいけれど、まだ走れます
「お父しゃん、がんばれ~」の言葉を思い出し、「おねがいマッスル」を口ずさみながら
奮起します


見どころの一つ「沈下橋」
美しい
ここで14時間のペースランナーに追いつかれます
すぐ先のエイドで補給もそこそこにペースランナーから逃れます


61.5キロの手荷物受取ポイント
ここで着替えたりしてリフレッシュします
エイドも充実
着替え中に気が付きました、ポケットに入れていた新品のウインドブレーカーが無い事に・・・
軽く気持ちが折れます
そうこうしていると14時間のペースランナーが
ひぃぃぃ
逃げるように出発します
ここを出発したあたりから、右足付け根と膝に違和感を強く感じだします
ロキソニン飲んだり、手持ちのケアスプレーを吹きながらごまかしますが
スプレーが少なすぎて足りません
ボランティアの方がスプレーを貸し出してくれたので、一気に冷却します
ありがてぇ
しかし、70キロ近くから違和感が激痛へと変わり出しました


名所の吊り橋?(良く知らないのですみません)
ここでついにペースランナーに抜かれます
追いかけようにも気持ちに反して脚が動いてくれません。
激痛に苦悶の表情を浮かべてしまいます
「お父しゃん、がんばれ~」の言葉を何度も思い出し
歩いたり、走ったりを繰り返しながら前へ前へと進みます 
もはや完走は夢と消えましたが、出来る限り走行距離を伸ばす
絶対に自分からはリタイアしない
そう心に誓い進みます。
そのためには次の関門を絶対に突破しなければ
少しづつ歩みを進めていると、他のランナーが慌ただしくペースを上げていきます
目の前に見えている関門がもうすぐ閉鎖されるみたい
私もペースを上げようとしますが、意思に反して脚が動かない
他のランナーにどんどん抜かれ辿り着くと・・・


タイムアップしていました
序盤のOPPでのタイムロスが悔やまれます
ここで回収車に乗せられ、私の「四万十川ウルトラマラソン」は終わりました。
今回の走行距離は79.5キロ
以前出場の「奥出雲ウルトラマラソン」から11.5キロ距離を伸ばすことが出来ました。
この練習をしていれば完走できたかも、この装備を付けていれば完走できたかも
色々思いましたが所詮は机上の空論
只々、「私の努力が足りなかったから届かなかった」
それだけです。
「次回ウルトラでリベンジ」と行きたいところですが、諸事情により次は何時になるか分かりません。
来月に岡山マラソンがあるので、とりあえずはそちらに照準を合わせます
長距離の練習しかしていないので、スピードを上げた中距離の練習をしなきゃ


最後に通れなかったフィニッシュゲートを背に記念撮影
いつかここを通るぞっ
あぁ、頑丈な身体が欲しい・・・

運営の皆様やボランティアの皆様お疲れ様でした
励まされ、とても楽しく走る事が出来ました
後、お付き合いいただいたKJ谷さんと、応援して下さった奥様ありがとうございました
次回参加する際もご一緒できることを願っています
皆さん、お疲れ様でした

 

コメント
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