45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ライトグレージャケットのコーデ 濃いめのネイビーパンツとの合わせ方

2013-04-24 09:59:30 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットに白シャツを合わせるのなら、パンツは明るい色落ちデニムにとどめをさします。春夏のコーデはこれが一番だと、断言しましょう。しかし、街にはライトグレーのジャケットにリジッドデニムをあわせる着こなしをみかけます。たしかにカッコイイ。上半身と下半身がくっきり分断されてしまっても上背のある男が着るとなかなかよく決まります。
 ライトグレージャケットに限らずライトベージュのテーラードカラーのジャケットにTシャツやカットソーで着るときに首回りが物寂しい感じになるのなら襟立てのテクニックを使うといいみたいです。テーラードカラーがしっかり見えると、ネクタイでもしなくちゃいけないみたいな気分になるところを、襟を立ててVゾーンを狭く見せて、ラフに着崩していることを強調できたりします。ついでに袖も少しだけたくし上げる。 写真 safari2010年11月号

秋冬にフラノや明るいヘリンボーン、千鳥格子のウールジャケットなどにリジッドデニムを合わせるのはすごくカッコイイ。とはいえ誰でも気が付く平凡なコーデであることは否めません。
 ライトグレージャケットと色落ち少な目のデニム、あるいは鮮やかめのネイビーのチノパンを合わせるにはどうするか。これは、もう巻物の出番ですね。ジャケットとパンツとインナーのまとめ役として挿し色を含んだストールを巻く。
ネイビーの色味がこれ以上強くなるとグレージャケットが主役の位置から降りてしまうように思います。例えばネイビーブレザーとグレーパンツの関係のように主役と脇役の関係がはっきりしたコーデというものがあります。パンツを主役にするならば、まず長い脚が必要かもしれません。(図版 出典 メンズクラブ)

 ライトグレージャケットには、ジャージー素材ニット素材などしわになりにくいものが少なくありません。トラベル向けに一つ持っていると遠方の旅行の時など重宝します。チノパン、明るいデニム、リジッドデニム、ジャージー素材のグレーパンツ。あとは白いポロシャツとTシャツにチャコールグレーのコットンリネンのカーディガンでもあれば旅路支度として十分でしょう。