『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

エーテル体、アストラル体が漢字二文字に!

2022年10月27日 | シュタイナー
10 ~12月いっぱいの3か月は、ワタクシ勝手に
「古文をそのままで読んで、
楽しめるようになりたいキャンペーン」実施中。

とは言え、文法も単語もわからない。
なので、高校の参考書と、筋を知っている物語、
そして明治初期くらいのものを読み散らしている。

その一環で、露伴先生の「努力論」を、
つまみ食いで読んでいるんだけどね。
そこで時々シュタイナーとの一致が書かれていて、
「うっそ~~!」ってビックリすることがある。
前にもあった。


今日は、エーテル体とアストラル体
(のつもりじゃないかもしれないけど)を、
漢字で表現したら、コレだ!!ってのが
すんごいわかりやすかったので、ご紹介。
(全部書くと長いから、端折って要点だけね)

鉱物界には生理はないやうで、
其の在るところは物理のみのやうである。
植物界には、其の存するところは生理と物理で、
常識の判断によれば心理はないやうである。
動物に至っては物理、生理、心理を具有して居るのである。

物理(物質)
生理(エーテル体)
心理(アストラル体)
って、言い換えるのって、
日本人的にめっちゃわかりやすかった。
露伴先生、ブラヴォ~です!

ついでにもうひとつ。
「魂の暦」そのまんまの世界観にもビックリ。

四季の吾人に及ぼす影響の少なからぬことを
認めぬわけにはならぬ(中略)。
春生じ、夏長じ、秋自ずから後に伝わるの子を残し、
冬自ずから生活の閉止を現すのが、
穀菰の多数が示すところの四季の影響である(中略)。
果たして然らば吾人は
四季の吾人に対して與ふるところのものに順応して
吾人自身を処理するのが至当であり、
且つまた至妙であるに相違ない(中略)。
春夏は肉体を発達長成せしめ、
秋冬は心霊を発達長成せしむると、
目に見えて発達するやうである。
そして春夏に於いて体育を務めた人は、
秋冬に於いて容易に脳を発達せしめるやうである。

露伴って唯物論者だったのかな?
せっかく秋冬に「心霊を発達させよう」って言ってんのに、
最後だけ「脳を発達」に限定してる以外は、
もう、完全に共感できて、何の違和感もない。

このコーフンが伝わればいいんだけどな~。
突然小難しい文章スマホで読む気しませんよね?

たとえば、小さな頃に友達が同じ靴下を履いてて、
「わ~、〇〇ちゃんと一緒~」って言ってたような、
そんな懐かしさと嬉しさに満ちたコーフンです(^^)。



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