『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

ただいま、経済の付け焼刃中~!

2020年03月02日 | 手足を使う日々


門外漢のジャンルのことに対応せざるを得なくなり
「いくら付け焼刃でも包丁持たねば料理は出来ぬ」
と焦って、週末、お勉強中。
ただし、児童書とWebで(^^)包丁どころかペーパーナイフ程度でもないよりマシ。


関係ありそうなところを読んでみると、
「へ~そういうことだったのね」
ってことがいっぱいあって、
結構、新鮮です。

採用支援、後継者がいない、
Fintec、シェアリングエコノミー、
キャッシュレス社会、SDGs、
ほおほお。へーー。ほおほお。ふーーん。

単純なことをひとつだけあげても、
「日経平均株価」ってのを毎日ニュースで取り上げますが、
今までは、「株を持ってる人しか関係ないニュースより、
他にもっと大事なことありそうなもんだ」って無視してた。

でも、日経平均株価は、
日本経済の上がり下がりを示す指標になるのね。
小学生の本に書いてあるレベルのことだけど、
全然、知らなかった~。あほーー。

こういう機会でもない限り、
経済の仕組みを知ろうと思わなかった。
小学生向けは、わかりやすくて面白い。
今まで知らなかった枠組みが
おぼろげに見えてくるような気がして。

枠組みを知れば、その中で泳ぐ術も考えるけど、
枠組みを知らなければ、その中で漂うばかり。
まぁ、いくら枠組みを知っても泳ぐの下手だから、
流されるだけかもしれないけどさ。

知って流されるのと知らずに流されるのは
これまた違う、
と、絶対的に思う。
頑張って負けるのと、何もせずに負けるのは違う。
目に見えるものと、心が感じるもの、
両方携えて生きて行くなら。


物理的にはひとつの、誰もが生きてるこの世界。
だけど、学者の目で見るこの世界と、正社員が、パート労働者が、
子どもが、大人が、老人が、
健常者が、障がい者が、芸術家が、ビジネスマンが、見てる世界は、互いに見えているものが違うのです、絶対。

そんな大げさに言わなくても、
二人で歩いていたら、曲がり角の目印が違うのと同じ。
カフェとかケーキ屋さんが目印の人と、
本屋さんや雑貨屋さんに目が行く人と。
でも、物理的な町は同じ。

あたかも、脳内パラレルワールド。
違う世界の人と理解しあうのは、
わざわざ外国で異文化交流しなくても、
きっちり難しいし、きっちり新鮮。

お互いの世界に橋をかけるのは、言葉? 
それとも知識? 全体を示す地図?
それも大事だけど、その前に「相手を尊重する気持ち」が大事。
「知り合えばどこかでわかり合えるはず」っていう信頼も。

真っ当な社会人歴が長い夫に、
経済概論的なことを聞けば、
小学生向けの言葉で噛んで含めるように教えてくれる。
わかりやすいので、いつになく真面目に耳を傾ける。
久々に、相手を尊敬する気持ちで。
普段からそー出来たら平和なんだけどさ、
わはは(^^)。

小学生レベルの経済の全体地図を見ながら、
こっちに合わせてくれたやさしい言葉での説明を、
尊敬しつつ聞くことで、
経済の知識に橋が渡されて行く気がします。
もっとも、まだ吊り橋くらいの危うさだけど。

とは言え、
最初にロープを渡すのが一番大変で大切だから、
それだけでも、ずいぶん助かりました。
ありがとう♪


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