『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

特大のお休みが与えられて

2020年03月03日 | 中学生と育つ
急に学校を休まないといけないことになり、
昨日、学年最後の一日を終えて、
たくさんの荷物を背負って帰ってきました。
体重計に乗せて計ってましたが、
合計なんと15キロ、うわぁ~!!

中学生だから可能だけど、
小学生の子どもは、どうやって持って帰ってきたんだろう。
習字セットに絵の具セット、お道具箱、工作、上靴…。

通信簿もなく、終業式もなく、
なんか、すんごい尻切れトンボで、友達や先生ともお別れ。
中1でも、「休み、イヤや~」と言ってますが、
卒業生は、ほんとに気の毒です。

遊び足りないのか、名残惜しいのか、中学生何人かで
ナゾに、「町内オニゴ」(町内で鬼ごっこ)をしてました。
中学生で鬼ごっこってどうよ(^^;)。
明日も朝から、
部活の友達プラスアルファでジョギングに行くそうです。

コロナを抑え込むため、というのは理解しつつも
元気を持てあましている子どもを見ると、
国会の密室がOKなら、学校も大丈夫ちゃう?
中学生はもう分別あるし、重症化しないし、
と、思ってしまいます。

なんだかんだ言っても、
学校は楽しい場所だったんだな、
と、再確認する、子どもの反応でした。
無邪気に「休みが増えた、やった~!」じゃなかった。

いや、いいんです。
総理も、いろんな意味で、
よくこんな大きな決断をしたなと思いますし。

こないだから、なんか、突き付けられるんだよね。
国の一言で国民が一斉に動く怖さを目の当たりにして、
諦め前提で、自分が思考停止になってることを。
戦争に向かう時って、こんな感じだったんだろうな、
って思います。

以前、齢90歳の上品なマダムが、
第二次大戦の始まり、満州事変について、
「戦争ってね、ある朝起きたら始まってるのよ」って
教えてくださいました。

さて。
だからと言って、一人で「学校行きたい」と言っても、
そこには校舎しかないわけで。
先生や友達がいての「学校」なわけで。

ならば、家でどう過ごすのがいいのか。
小学生の親であるもとの職場の友人が、めっちゃ大変な中で、
「大変やけど、気持ちを切り替えるわ。
巨大工作を作ったり、WEBで英会話三昧にしたり、
あれこれ出来るから、どうやって有意義に過ごそうかな」
と言ってました。

なんと、清々しい!
急に降ってわいた不測の事態の中で、
最善を尽くして、具体的に対応できる範囲を整える人を、
本当にまぶしく感じました。

ウチの中1生は、急な休みに備えて、
おやつと本と切り絵を所望し、
友達に漫画を山ほど借りてきて積み上げています。
ていうか、別に家から出られないわけじゃなし、
備えすぎ。

この2か月、切り絵に夢中で、
ごはんも忘れて、熱中しています。
好きなことに熱中している姿はいいなぁ~、と思います。

「英語と数学が苦手なら、この機会に復習したら?」
と、思わなくもないのですが、
学習の計画を立ててる気配があったから、
それが実現できるよう、こっそり応援して、
あんまり他のこと口出しして邪魔しないでおこう。

中学生になると、
子どものニーズも変わってきています。
「見てほしい時はあるけど、手は出さなくていい、
でも、困った時は助けてね」と言うように。

親としては、
普段、ちゃんと子どもを見ていない分、
そういう変化を見る、いい機会でもあります。

ごはんを作りながら子どもを見ていると、
私の視線に気づいて、得意げに「コレ、やってみ?」と、
細かい細かいレースのような模様を切らされそうになりましたが(^^)。

出来ません。
というか、そもそも、
老眼ぽくなってきた目には見えません!!


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