みなさまお久しぶりです。
50を越えてから新しい仕事を始めました。
縁あって、山奥の小さな学校の図書館で、
司書のシゴトをしています。
なんだか「やっとたどり着いた」という感覚です。
毎日、この年頃の子には何がいいかな、と、
本を選んで読み聞かせをしたり、
学校で習ったことを日常と結びつけるには、
こんな本はどうかな~、なんて
ヒントになりそうな本を紹介したり。
はたまた、
未来を担う人たちと共に味わいたいことを
展示コーナーを作って表現してみたり、
子どもの黒子になって本のイベントを作ってみたり。
日々、小中学生と楽しく過ごしております。
なので、日々出版される本や、
これまでに出された本のことを
どんどん勉強する必要があって(知らなさすぎて)、
自分の定点観測は、ちょっと棚に上げておりました。
んで、ようやく夏休み。
やっと一息ついたところです。
まだアレコレ追いついてないけど、
ちょっと、やりたいことがあって。
せっかく山奥にいるんだから、
身近な植物を間近に愛でたいな~と、
粘土で一輪挿しを作りました。
図書館にある数個の丸机にひとつずつ置いて、
いろんな種類の葉っぱを飾る予定です。
5月ごろ、ニンジンの絵本と一緒に
ニンジンのきれっぱし(←生ごみとも言う)を置いていたら、
そこから葉っぱが出てくる様子を、
「あ、また大きくなった!」「さわっていい?」なんて、
来るたびに喜んで愛でるような感性の小さな人たち。
ニンジンじゃなくても、
図書館の回り、葉っぱだらけじゃん!
ほんとにいろんな形があるな~って、
私も日々、驚きなんだよね~。
子どもは、特に意識しなくても、
周りの大人である私が、
葉っぱのいろんな形に驚いて愛でてたら、
それだけで一緒に親しんでくれると思うから。
大いなるものの創造とか、
身の回りの不思議現象とか、
目を見張るような奇跡とか。
そういうのもすごいけど、
当たり前のように自分のまわりにあるもの、
自分も、あなたたちも含めて、
いろんな存在自体や、互いの出会いや別れが、
ホントに奇跡だと思う今日この頃。
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