4日前、母から届いた封筒は

政府がマスクを配るそうですが、
その4日前に、
もうすぐ御年80歳になる（ビックリするわ）母が、
なにやら封筒を送ってきました。
おおお～～、手作りのマスク！

母は3月に
緑内障の手術をする予定だったんだけど、
この騒ぎで延期して、あんまり目が見えてないらしい。
そんな目で、マスクを作って送ってくれた。

「あんまり見えてないからミシンがズレてると思うけど、
おとーさんにも手伝ってもらって作りました。
よかったら使って」って、家族分+α枚。

家にあった布で作ってくれたようで、
無地やチェックや、プリント柄や…いろいろ。
そして、ゴム紐はどこで聞いてきたんだか、
おそらくストッキングを切ったもの。
80を目前にして、流行に敏感なことで(^^;)。

「おお、すごいね～」とマスクを並べてみて、
中2の子どもがすかさずクールな黒のチェックを選び、
私がほぼ無地のベージュのものを選んだので、
必然的に夫にかわいいプリント柄が残り、
「えーっ、コレはオレじゃないやろ～」と苦笑い。

でも、私も子どもも譲らず。
やはり中年男性にプリント柄が残りました。
やーーい(^^)。
まぁ、アナタは会社の人が作ってくれたし、ね。

あなたの中2のお孫さんには、もう
あのプリント柄はちょっとかわいすぎたみたいだけど、
ともかく、ありがとう！！

考えてみたら、
買い物やグルメや旅行が楽しめない今、
自分が一番楽しい気分になれることって、
誰かが喜んでくれることだよね。

今回は、煽るのが大好きなマスコミですら

あんまり不安や不満を吐き散らしてない。

こんな時には、

おうちを楽しむ工夫をしたり、
ぬくもりを伝える方がいいに決まってる。

おかーさん、ほんとにありがとう！
老人の「素敵」は、「若く見える」とかじゃなくて、
こういう行為を示すことなんだろうな。

そんな母の娘で嬉しいです。
私も、子どもに喜んでもらえる母になりたいな。
元気でいてね、と愛を送ってみる。