『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

呪文を封印して、実際どー言ってんの?

2018年01月13日 | 昼行燈より愛をこめて
前回、「〇〇しなくちゃ××するよ」
という言い方を、意識的に封印してる、
という事について、書きました。

封印している言い方は、具体的には、
「さっさと用意しないと遅刻するよ!」
「もっと勉強しなくちゃ、高校に行けないよ」
「イイコにしなくちゃ、サンタさん来ないよ」
「机の上片付けなくちゃ、捨てちゃうよ」…などなど。

そしたら、
「んじゃ、どう言えばいいのさ」
という話になると思うので、
今回は、私が伝える時の具体的な例を。

基本的には、
「〇〇しなくちゃ、××になるよ」と
崖っぷちなんだと伝えるんじゃなくて
「〇〇したら、××できるよ」と
目の前に希望があり、自分がそれを望むなら、
その希望を手に入れるために自分にできることがある、
と伝えてる。
…つもり。

では、私が実際に子どもにどう言ってるか。
一例だけど、もしご参考になれば。

朝、ダラダラごはん食べて、
食べ終わってもコタツから出られない子どもには
「何分になったら声かけようか?」とか。
「22分」って、すごい微妙な時間をピンポイントで指定される。

とか「今、動き始めて、
ダッシュで歯磨きして顔洗ったらまだ間に合うよ。
〇〇ちゃん待たせたくないなら、立ちあがれ~(ガンダム)♪」みたいな感じ。
基本、子どもだって「遅れたくない」と思っているみたいなので、
その気持ちを応援するスタンス。

「もっと勉強しなくちゃ~~」は、
うーん、あんまり言ったことないかも。
せいぜい「今日は宿題ないの?
するんだったら、そろそろ時計見て?」
くらいかな。

勉強って本来おもしろいんだ、一生続くものなんだ、
と伝える方が大事だと思って、伝えてきたつもり。
私も、自分の関心のある勉強ってすごく楽しんでる。

どんな子どもも
「勉強って、学校でやってるアレだけじゃない」、
ってことは、感じてると思うのです。

「イイコにしないとサンタさんが~~」は、
「イイコか、悪い子かに関わらず、
サンタさんは、誰の所にも来てくれるんだよ」
と話してる。

12月の子どもを思い通りに動かす
万能の呪文を封印しているのだ。
わはは、勇者だな、ワシ(^^)。

もし、ほんとにカミサマ的なものがいるなら、
どんな人も同じように照らしてくれると思うからさー。
善人が往生するんだったら、いわんや悪人をや、の世界です。
って、あれは仏教か。でも、まぁそんなカンジ。

片付けられない子どもには
「みんな、帰る場所があれば、安心するでしょ?
モノも同じと思うよ。手伝おうか?」などなど。
これは、私も片付け下手だから失敗続き(^^;)。

…いいアドバイスをいただければ
幸いにございまする。


「面倒くさ~」「まどろっこし~」
という至極当然な反応が予想されるので、
次回はそれについてちょこっと。

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