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12月の大人クラス
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12月で、気質の本を最後まで読みました。
毎回、自分のことに絡めて読んで来ます。
今回、会をリードしてくださったNさんは、
心に残ったフレーズ、自分にとっての大事な箇所を
当日の朝も、電車の中でずっとメモしながら来られたそうです。
「人とつきあう時に、相手の気質と自分の気質を理解し、
どうつきあったら、お互いがスムーズにわかり合えるのか」
というキーワードをいっぱいお話しくださいました。
ありがとうございます。
気質を知るために、相手も自分もよく見るのですが、
どの気質が強いのか、わかりにくい時があります。
実は、わが子の気質すら、よくわかりません。
でも見ようとすることは、それだけで、
相手をわかろうとする「愛」なのだと思います。
私が今回この本を読んで、一番ビックリしたのは、
「人の話を聞かない方がいい時もある」と書いてあったことです。
「聞くのは、人間関係の基本でしょう?」って。
もう、衝撃です。
我を失って感情を爆発させている時は、
落ち着いて聞かれると腹が立つから(←これにビックリ)
こっちも爆発して勝負するか、話題をそらすのもアリ、とか、
根拠もなく鬱々とブルーになっている時には、
もっとブルーな人の話をして、
それほど大変じゃないと伝えると楽になるよ、などなど。
話している時には、もちろん本気で聞いてほしいけど、
私が、気持ちのバランスを崩して自分を見失っている時には、
自分に戻らせてくれる方がありがたいかな。
自分のこととして読むと、著者の伝えたいこととは
かなりピントがズレたこんなところも、妙に響きました。
楽しみがいっぱいあるのは素晴らしいけど、
好きなことに集中できるのは自由だ。
落ち込むのも仕方ないけど、後で復活できるなら自由だ。
怒るのはいいけど、自分で望む以上に怒ってしまわない方が自由だ。
気持ちが安定しているのはいいけど、必要な時に感情を表現できると自由だ。
のんびりするのはいいけど、したいことがある時に進められるのは自由だ。
というふうに、気質を意識したら、また少し自由に向けて歩けそうです。
一緒に読んだみなさんは、
「学ぶことで、“そうか、そうなってるのか”と、安心する」とか、
「この本は、人間関係で困った時に、実用書として使っていきたい」
というようなことを話してくださいました。
そうそう。一番大事なことを。
「気質のバランスがとれた真ん中のところに
“自分を変えるる力”という第5の気質がある」
と、書いてありました。
「大人は自己教育」。これも繰り返し出てきたフレーズです。
これこそ、私が
この会に参加してくださるみなさんと一緒に
やっていきたいことです。
いつでも、思い通りに自分を変えることができる。
もちろん、簡単ではありませんが。
勉強して、理解して、終わり、じゃなく、学びを日常で生かしてみる。
そのトライ&エラーから、また自分なりの学びが始まります。
気質にとらわれた私も、意識すれば、離れて自分を見られます。
外からの刺激や気質に自分をコントロールされるのではなく、
必要に応じて、気質を選んで発揮する、自分の指揮者になれたら。
そんなフレーズに、一同大きくうなづきました。
そしてそれを読んでいる時、今回の宿題が決まりました。
「自分の気質を理解して、それを乗り越えてみる」です。
この1ヶ月、1回だけでいいので、
自分の気質に依存している行動を意識的に変えてみましょう。
■大人クラスのみなさまへ
・今月の宿題:日常の中で自分の気質をコントロールすることに挑戦してみる=次回、一言ずつ発表(もちろん失敗の発表でも可)。
・もちもの:エコバッグとブロッククレヨン(なければ普通のクレヨン)。次回は、気質をテーマにアートに取り組みます。
▽神戸シュタイナーハウスについて
大人クラスと子どもクラスで活動しています。
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