『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

意図しないタイムカプセル出現!

2020年02月10日 | 手足を使う日々
屋根裏を整理していた夫が、
見慣れない段ボール箱を持って降りてきた。
ミカン箱より大きくて、ずいぶん軽く、
ガムテープのふちが飴色ににじんで、はがれかけている。

この、思わせぶりな箱。
開けてみると、大量の折り紙ブロックが出てきた。

そう。そういえば、義母が闘病していた時、
いつもテレビの前のソファでこれを折ってたっけ。
夫の実家には、これを組み合わせて作った
干支や動物などが、あちこちに飾られているのだ。

義母が鬼籍に入ったのはもう10年以上前。
お葬式や何やかやが一段落した後、
なぜか義弟が「にーちゃんもひとつ持っていけ」と、
そのまま蓋を閉じて渡してくれて、ウチに持ち帰った。

それから一度も開けられることなく、
屋根裏で眠っていた段ボール。
懐かしいような、申し訳ないような気持ちで、
箱の中身をひとつずつ出してみた。

これから折る予定だったであろう
同じサイズに切り揃えた大量の紙、
色ごとに袋分けした折り紙ブロック、
今は大学生の姪が、幼い頃に書いたらしい落書き、
手芸用の和紙、昔のチラシ、日用品のレシート…。

さながら、タイムカプセルだった。

長い間、少しずつ調子が悪くなっていた義母は
13年前、娘が生まれた時、車で2時間かけて来てくれた。
お宮参りの時も、また来てくれて、
神社で娘を抱いて、「孫のお宮参りができた」と
笑顔で写真に納まっている。

ダンボールの中身をコタツの周りに広げておいたら、
身長160cmを超える中一の娘が(娘に影響されて私も)
手慰みに折り紙ブロックを組み合わせ始めて、
いつの間にか、こんなことに!



お義母さん、喜んでくれてるね、きっと。

残念ながら、あなたの息子は、
こういう細かい事が苦手で、
ものの5分で投げ出してしまいましたが (^^;)。
でも、まーまー、家族仲良くやってます。

いつも見守っていてくださって、
ありがとうございます。


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