『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

買わずに済ませてみる?~マスク、消毒、トイレットペーパー~

2020年03月28日 | 考える日々


「Aという刺激を与えたらBという反応を起こすからモノが売れる」
っていう法則を見つけるのがマーケティングだそうです。

私としては「いや、人はスイッチじやないんだから、
少しは考えて買うでしょう?」と思ってましたが、
今回、その通りになってしまってます。

【A】マスクがない、消毒薬がない、トイレットペーパーがない。
という刺激を与えたら、
【B】不安になって買い占めたくなる
からモノが棚から消えた。

マジですか!

マーケティングの先生に聞いた話はココ→「ただ、事実としてはそうなんです

「集団の一人」とカウントされる私たちが、
一人ひとりの「私」として自分で考えて行動することで、
その説を否定してみたいもんです。

買い物に限らず、
「Aを入力したら人はBを出力する」なんて
誰かの都合でコントロールされる集団としてではなく、
自分で必要なことがわかるようになりたい。

そのためには、脊髄反射的に買い物せずに、
「買わずに済ませる方法を考える」
「ホントにそれが欲しいのかを考える」
「誰か(何か)に自分を操られてない?」
というようなことを頭の中でころがしてみるのも一計。

水や電気やケータイじゃあるまいし、
一般家庭なら、
なくても乗り切れる方法、ありそうなもんです。
今なら、マスクと消毒とトイレットペーパー?

ウチで言うと、
マスクは、家にあるもので作れば繰り返し使えるし、
消毒は、石鹸で手を洗えば、3か月くらい先まで大丈夫。
トイレットペーパーも2週間分くらいはたぶん大丈夫。

ただ、何十年もの間、
消費をあおられてばっかりだったから、
改めて立ち止まって考えるのって難しい、
今さら「買わずに工夫しろ」ってのも。

でも、個人的には、
学生時代の貧乏生活で鍛えられたのもあるし、
「必要は発明の母」っていうから、
気持ちに余裕があれば、考えること自体は結構楽しい。

2週間後にはトイレットペーパーも出回るでしょうし、
なくても、最終的には、ウォシュレットのち新聞紙を揉んで吸湿、とか
いざとなれば、インド方式の左手という手も、とか…はイヤだけど。
まぁ、どうしようもないって事はない。
そして、本当に必要なら、もちろん買うべし!

乗り切る方法を思いついたら、
その分、焦りがなくなって余裕ができる。
暮らしの質を見直す機会にできたらいいな。

買わずに済ませられる人が
「買わずに済ませる方法」を考えることで、
必要な所に必要なものが届きますように。


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