考えてるのは悩んでるからじゃないのよ

こないだ、組織について考えたことを書いたら、
それを読んでくれた友人が
「大丈夫？」
「組織にこだわりすぎてない？」
と心配してくれた。

めっちゃ大丈夫よ！！！
悩んでいるわけじゃないのよ。
こだわって窮屈になってるわけでもないのよ。

組織で考えたら、組織の常識の範囲で考えるやん？
そこから離れて考えたら、そのシバリから開放されて、
自分にムリを強要しなくていいから、すごくラクで。
広々と考えることを楽しんでるのよ。

前も、何かに接した時の自分のキモチを
そーっと取り出して描写してみたら、
「そんなに悩まなくていいんじゃない？」と言われて
「ええーーー、全然悩んでない！！
今自分がこういう状態だってことを
自分で理解したかっただけ」
と驚いたんだけど。

そういうのは、お騒がせなのね。
世間では、何かを考えるのは、
困った時とか悩んだ時だけってのが
スタンダードなのかも？？？

自分で考えられた時は、ホントにふつふつと嬉しい。
何か、予感のようなものがひらめいて、
それをそっと言葉にすくい取る作業をしていると、
「ああ、人類が言葉を持っていて良かった」って思う。

その、まだ形にならない、
自分だけにそっと届いた予感のようなものに、
ピッタリくる言葉があてはまった時の快感ときたら！

あれこれ悩むのは、しんどいけど、
あれこれ考えるのは結構楽しい。
「悩む」と「考える」は、全然違うのよ！！！
「考える」は、ＵＳＪに行くより楽しくなり得るのよ！

「悩む」は、同じ所をぐるぐる回る。

アレは理不尽やけど、状況がこうだから仕方ない。
でも、ホントは相手がこうしてくれないとアカンのに、
それをしてくれないからうまく行かなくて、
だから、やっぱり私がこうするんだけど、それはイヤで…。
ぐるぐるぐるぐる。

一方、「考える」は、どんどん明るくひらけて行く。

最近仕事乗らないなぁ。働くって何やろなー。
会社で働くことだけじゃないよなー。
会社とそれ以外の働くって何が違うんやろ？
会社は組織に守られてる分「集団」のルールが強いけど、
それ以外は、守ってくれない分「個」の自由と責任があって、
んじゃ「自由」になれば、どこに向かって自分を使いたいのか…。
てな感じで、どんどん自分を深め、明るく高まっていく。

これって、ホントに楽しいのよ。
一人でやってても、複数でやってても。
三人寄れば文殊の智恵、ってまさにコレじゃない？
情報交換や、気持ちのやりとりを超えた会話。

今まで気づかなかった自分の中にあったものに、
今日からはずっと光を当てていける。
から、ものの見方もその分変わる。
大人になっても成長できるのって、嬉しい。

少し考えたら、
少しものの見方が変わる。
たくさん考えたら、
その分ものの見方が変わる。

自分の目を覆う分厚いウロコに気づき、
1枚ずつ意識的にそれを外して、
周りが見えるようになっていく。
…なって行けたらいいな(^^)。

逆に、悩むと考えるの共通点は、
カラダ動かさないこと。
せっかくカラダあるんだから、
カラダ、動かしましょう、私(^^)。

「考える」をしないでいると、
「考える」が衰える。
「カラダ」を使わないでいると、
「カラダ」が衰える。

ホント、うまいことできてるよなぁ、
人間って。