家庭菜園をしていると、
一番気になるのが野菜くずや生ごみ。
これを、捨てるのがなんかイヤで、
うまく肥料にしていきたくて、
いろんな方法を試してきた。
ゴールデンウィークに作って2か月経った
生ゴミコンポストキエーロ。
コレ、サイコーにいいです。
何たって、お手軽で清潔。
その前に試したのはコンテナコンポスト。
生ゴミの表面からコバエが出てげんなり。
その前は20年くらいずっとEMボカシ。
これは失敗知らずだけど、
バケツの見た目が美しくないのと、
処理できる能力がやや少ない。
他にも、段ボールコンポストや、
米ぬかでの処理など、
いろいろジプシーしてきましたが、
いずれも、一長一短。
その点、キエーロは、処理能力が高く、
見た目も美しくて、放置できるし、
梅雨を越えたけど虫も出ていません。
めっちゃいいじゃん!!
作り方は簡単で、
土の上に木枠を作って置き、雨よけのフタをつけて、
その中の土に生ごみを埋めていくだけ。
プランターの中でも同じことができるみたい。
生ごみを堆肥化するのに基材も要らず、
そんなにめちゃくちゃ細かく刻む必要もなく、
2週間ほどでなんとな~く土に戻っています。
ウチで作ったのは、
1m四方よりちょっと大きいくらいのサイズ。
それに穴を掘って順番に埋めて行き、
最後まで埋めたら、
また最初の場所に埋め戻すという運用方法。
20日ほどで最初の場所に戻って、今3周目。
前回の場所を掘り返しても、
卵の殻やビワの種みたいな硬いもの以外は、
跡形もなく土になっています。
めっちゃいい!!
ホントはもっと土のボリュームが増えて、
肥料が使い放題になるのかと思っていたけど、
どんなにいっぱい生ごみを埋めても、
土が増えるわけでもないのが不思議。
「発酵して分解する時に温度が上がる」
って書いてあったから、
温度計を土に差しっぱなしにしているけど、
今のところ、一度も温度は上がっていません。
でも、掘って確かめたら、生ゴミは消えてる。
不思議だなぁ~。
虫は生ごみの表面には卵を産むから、
土が上にかぶせてあれば、卵を産めないらしい。
だから、大きな穴を掘って生ごみを入れまくっても、
その上から土をかぶせさえすれば、
後は時間と微生物とミミズに任せて分解を待てばいい(^^)。
生ごみがいっぱい出ても、
家庭菜園の野菜の処理で大量の野菜くずが出ても、
「いい肥料が出来るぞ~」って楽しみになった。
なべ底にこびりついたカレーだって、
作りすぎて腐ったヨーグルトだって、
そのままキエーロの穴に捨ててから洗えばラクチン。
何の管理も要らないし、
何の工夫も要らない。
ランニングコストゼロ。
こういう、自然と共に生きて、
捨てるものが見事に循環するシステム、
地球の一員として、すごく気持ちがいい!!
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