『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

根付き野菜が手に入れば、半分植えよう!

2021年04月10日 | 手足を使う日々
田舎の直売所に行くと、
根っこつきの野菜がアレコレ置いてある。
それを食べたらおいしかった、という話でもあるけど、
半分残して次世代を食べたら3倍楽しいよ~、という話。

今日発見したのは、野蒜(のびる)。
こんなの売ってるんだ~。
これを増やして、来年食べるぞ~!
(自分で掘ってこい、という声も聞こえるけど)。

ネギ系の根っこ、っていう意味では、
分葱(わけぎ)でも良さそうなもんだけど、
分葱はぬめっと系、野蒜はコリッと系で、全然違う。
コリッと系…う~んと、らっきょ的な感じ、に近いかな。

半分くらい食べて、あとは埋めておく。
来年は庭で野蒜掘りが出来る!
それをまた、半分残して再来年食べる。
なんか嬉しいな~。

実際は、道端や駐車場など、
あんまり栄養のなさそうな所にも生えているから、
家の隅っこに植えておこうかな~。
そしたら、来年も食べられるぞ~。
うひひひ。

そうやって増えたものが、アレコレあって、
ウチの庭の一角は、ニラだの下仁田ネギだの、
白ネギだの、九条ネギだの、ワケギだの、
なんだかわかんないネギだの、細いのから太いのまで、
おネギの見本市になっている(^^;)。

プランターでもネギくらいは育つから、
昔からネギやシソなど増やして食べていた。
なんか、嬉しいのよね、こーゆーの。

見本市と呼ぶには原型からは遠くて、
下仁田や白ネギなどの太い系は2回りくらい細く、
ニラやネギなどの細い系はやや硬く、
そして香りはしっかりネギ。

年(世代)を追うごとに、
原種(?)に近づいているんだと思えば、
人間、頑張っておいしいの作ってきたな~、
って今に至る歴代農家さんに感謝も出る。

もちろん、
植えたらタダで食べられるってのも嬉しいけど、
何かが育っていくのを身近に見ていると単純に楽しい。
はさみでチョキンって切って食べると、
花が咲くまでは何度でも食べられる。

納豆やみそ汁に入れるネギ程度は、
永遠に賄えるのだ~。
毎回、収穫の楽しみを味わえるのだ~。

それだけじゃない。
ネギなんかはそろそろ花が咲いて
硬くなってくるんだけど、
花が咲いたら、1本残して放置しておけば、
勝手にこぼれ種で来年も出て来てくれる。

そういう命の循環に自分も参加している、
「待ち」の時間がいいのよね~。

そして、切り口のフィボナッチ係数の美しさにときめいたり、
それをハンコにしたりスケッチしたり、
また庭に戻すために堆肥にしたり…、
アレコレ楽しむ。



時々、「食べ物」としてじゃなくて
「生き物」として野菜に心を寄せた時には、
そこから、いろんな世界に連れて行ってくれる。

葉っぱ系はプランターでもわりと簡単に育つので、
めっちゃ楽しいですよ。オススメです!


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