しばらく連絡がない友人に
絵はがきを出してみた。
年内で閉めるというギャラリーに顔を出して、
絵はがきを買った時、
オマケでつけてくださった絵はがきに、
ピッタリなものがあったので。
「ともだち」っていう
くどうなおこさんの詩に、
ほてはまたかしさんの絵。
のはらうたシリーズ、かな?
太陽がぽかぽか暖めてくれて、
くもがふわっと包んでくれて、
みたいな、あったかくて明るい詩。
もう絵はがき出してしまったから、
残っている印象だけしかお伝えできなくて、
ゴメンなさい。
絵はがきを出す、という作業をしていると、
画用紙に絵を描いたり、工作をしてる時みたい。
限られたスペースをどう使って、
何を書こうか、あれこれ考えるだけで楽しめた。
そういう、制限された中での自由。
無制限で手放しの自由よりも、
いろんな制約が、逆に工夫の余地という刺激になるのか、
制約のある中での自由の方が、
自分の中のクリエイティビティが強く発動する気がする。
そして、絵葉書って、人の手で届けてくれるし、
ご家族の目にも触れるし、
たいした用事も書いてないし、
なんか、遊び心いっぱいで、それがまたいい。
電話の取次ぎとか、
郵便物で交友関係が垣間見えるとか、
昔は当たり前だった、そういう、
家族の外での家族の立ち位置、みたいなものが、
家族の中で見えなくなってしまった。
そういう意味で、
絵はがきってオープンなのがいいわ。
「あなたの妻は(あるいはママは)、
外で友人からこんなに愛されてるんだよ~」って、
間接的にご家族に伝えたりして(^^)。
郵便受けを開けた時に、
「あ!」って思ってくれることを想像するだけで、
出す方も、ちょっとワクワクする。
郵便受けに私信。
昨今稀な、数十円の貴重品。
今ごろ、どの辺を旅してるかなぁ~。
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