『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

限界はある方がいいのだ!

2019年12月18日 | 考える日々
生物には限界があるから
その個体の力をもっと引き出そうとするのかもしれない。
限界があることが発展につながっていく。

植物は自由に動けないし、
魚は陸に上がれない。
ロバはライオンに勝てないし、
私の容姿は20歳の頃には戻らない(^^)。

この限界があるから、
なんとかそこを実現させようと発展していく。
50歳で30歳に見える人に驚くのは、
その限界を突破しているからだ。

まぁ、それが極端すぎて、
50歳で20歳に見える人がいたら、
ロバがライオンを狩ってるような、
それはちょっと無理でしょ…という違和感も感じるけどね。

ひじは一定角度以上に曲がらない。
足が折れたら一定期間戻らない。
外国語は1年やそこらでは身につかない。
人はそこを外の力で進化させてきたんだけど。

これが、限界のないものだったら、
何もおもしろくない。

身体的にもメンタル的にもタフな、ラグビーに感動するのも、
自分の倍以上の速さで走る陸上選手に感動するのも、
「人間がこの程度に出来ている」
ってことがわかっているからだ。

これが、機械がぶつかりあいながら戦っても、
ロボットが100mを9秒で走っても、
絶対感動しない。

限界があるからこそ意味がある。

これは、
メンタル的にも身体的にも
ダメダメの生命として存在している私を、
肯定していけるヒントになる気がする。

自分の限界をちょっとずつ広げていく。
人がこの人生で課されている課題は、
もしかして、それだけかもしれない。

と思うと、元気出るなぁ。
周りが見ていても元気になる。

やっぱり、人ひとりの力は、
いいにしろ、悪いにしろ、
他の人にも伝わるし、
その関係性は無限なんだろうなぁ。

んで、散歩する時にも感じるけど、
一歩目を踏み出すのが、一番大変。
目的地は、前もって決めてもいいけど、
歩きながら決めても、そう致命的に間違わない気がする。

そして、歩きながらの方が最初から楽しいし、
結局そんなに気持ちの負荷もかからず、遠くまで行ける。



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